赤み撲滅!ブルーアッシュを使ったシンプルなブラウンカラー

赤み撲滅!ブルーアッシュを使ったシンプルなブラウンカラー

こんにちは、髪の毛にはメラニンと呼ばれる色素が入っており

大きく分けて赤いメラニン(フェオメラニン)と黄色いメラニン(ユーメラニン)

に分かれるのですが、日本人の毛質の特徴として赤いメラニンが多く含まれています。

 

厳密に言えば真っ赤なわけではなく赤褐色です、このメラニンが多く密集することで

髪の毛が黒く見えるのです。

 

ブリーチをすると茶→オレンジ→黄と抜けていくのがその証拠です。

赤いメラニンの方が黄色いメラニンよりも先に壊れるのでハイトーンの方には

赤みの感じられないブロンドになってくれます。

 

ブリーチをすればこの赤いメラニンはさほど関係ないのですが

ブラウン領域では壊れきってくれないので別の方法で

赤みが目立たないようにアプローチを欠けていくほかありません。

 

赤色の補色としてマット(緑)が挙げられます。もちろんこの色味が

一番赤みから遠ざかるのですがマットは好き嫌いが少し分かれるので

赤みを消すためにとりあえずマットを選択するのはNG。

 

じゃあどう消していくのかというと色相として近い青色を使っていきます。

オレンジっぽさは薄まってくれますし濁りも出づらいのでマットが苦手な方には

こういった色を使用しています。

 

beforeの状態が毛先は9レベル、リタッチ幅が5センチほど空いています。

目標レベルは10レベルの落ち着いたブラウン。

この場合根元の明るさを毛先に追いつかせるために根元から塗るのがセオリーですが

毛先は前のカラーの残留で見た目には8レベルくらいにみえていて、脱染剤を使うわけでは

ありませんから11レベルの比較的アルカリの多く含まれた薬剤で残留を取りつつ

色味を入れていきたいので毛先から塗布し始めます。

時間はあけずにすぐに根元の塗布に移ります。

 

根元は逆に明るくなりやすいですから10レベルのお薬を薄めに

塗布します。その際に根元1.5cmはあけます。

この部分は特に明るくなりやすいので塗布ムラがないかのチェックしていく際に

詰めていくような形を取りました。

 

しっかりと放置してお流しと中間処理をしていきます。

そして出来た仕上がりがこちら

バック

 

サイド

 

この日の天気の関係で少し10レベルよりは暗く見えるのですが

光のしっかり当たるセット面だとこのくらいの明るさ

 

きちんと明るくなってくれており、明るさのムラもほぼわからない程度に落ち着いてくれました。

艶もきちんと出てくれています。手で乾かしただけでこの質感ですので

アイロンやスタイリング剤でより綺麗に見せることも出来ます。

 

薬剤施術はダメージは必ずしますがその過程で流れ出てしまう物質や

傷ついた髪を補修してあげることで最低限のダメージで済ませることが出来ます。

 

今後もカラーを続けていくのなら1回1回のダメージを少なくすることが大事です。

 

僕はきれいな髪の毛があるからこそ綺麗なカラーの発色をすると考えています。

きちんと発色したとしても髪の毛がボロボロなら艶は出ませんし

褪色も早く、いいことがありません。

褪色が早いためにさらにカラーを重ねる悪循環も起きかねませんし。

ですので、なるべく傷みが少ない方法で染めることを心がけています。

 

髪の毛はもとより死滅細胞であるため再生することはありません。

一度傷つけばもとには戻らないのです。

 

ですが先程述べたような補充、補修はしてあげることが出来ます。

そもそも傷ませない工夫と傷んでもなるべく元の状態に近い状態へ

戻す。ということをしております

 

綺麗な髪、綺麗な色を継続していきたい方は

ぜひ下記のLINEから簡単に連絡ができますのでカウンセリングや

ご相談のみでもぜひご連絡ください。

 

希望のスタイルと現在の髪の状態をお送りいただいたら

すぐに事前カウンセリングが始められます。

そのままご予約をいただければ当日はスムーズに施術に

入れますのでご活用ください。