どうしても落ちないカラーの色残り…その残留、デザインにしましょう!【ピンクインナーカラー】
- 2022.04.24
- カラーについて
- ケアブリーチ, デザインカラー.ブリーチ., ブリーチ1回, 派手髪
こんにちは。いつもご覧下さりありがとうございます。
フリーランス美容師の美座です。
カラーを繰り返したり暗く染めたりすると、また明るくしたいという時にブリーチをしたとしても残ってしまう残留色素があります。
コレのせいでなりたい明るさまで明るくできず、好きな色味が表現できないというお声を多数いただきます。
なりたいデザインは一度諦め、とりあえずカラーをしたいけど可愛いデザインが思いつかない…
そんな方のために今日は色残りをむしろ活かすようなデザインカラーをご紹介致します。
残留色素がある状態ってどんな状態??
まず、ヘアカラーをしたことのある方の髪には残留色素がある状態です。
その度合は以前に使ったカラー剤の色の暗さ、濃さに強く影響を受けます。
例えば最も色の残りやすい黒染め、これをブリーチするとどうなるかというと
これだけ色残りがあるのです。これがもっとも大変な場合ですね。
ここまでいくと正直デザインにするとなると、難しくなってきますがここまででなければやりようはいくらでもあります。
逆にこれくらいの色残りであれば色を載せる分にはほとんど影響はないです。
デザインにすることも出来る残留の具合は
表面のまとめてある髪のオレンジ味がやや強く残っている部分くらいの残留はデザインにしてしまったほうが良いです。
残留をデザインにしたピンクのデザインカラーを作ってみた
まず先に仕上がりからお見せ致します
毛先の色残りは赤みを打ち消すようなブラウンでカラーしてデザインのクッション代わりにすることで、全体を統一してしまうと印象が強くなりすぎてしまうピンクを気兼ねなく使ってデザインをしています。
表面とインナーのピンクの質感も変えているので、単純なデザインに見えないようにもなっています。
巻いた時に立体感が出るようピンクだけで3色、濃淡を付けて影っぽくしたい部分は紫、濃く見せたいところはコーラルよりのオレンジの計5色でデザインしています。
強くなりすぎる色味を残留でカバーする、色残りがあるならあるでその時にしか出来ないデザインをする方が
とポジティブに捉えられる気がするんです。
残留を無理して取らないほうが良い理由
なぜかというと、まず完全に取りきることはある一定のラインを超えると無理なこと。
そして単純に無理して取ろうとすると髪が先に負けてしまって、切れたり極端に扱いづらくなるためです。
仮にそれでやりたい色味を表現できたとして、ボロボロの髪では可愛くないですし色落ちだってかなり早いです。
残るのは少しの残留と大きなダメージ。
こうなってしまっては髪はもはや髪と呼べないのです。
それなら割り切ってデザインにしたほうがよっぽど綺麗だと僕は思うんですよね。
やりたい色が出来ないと諦めずまずは1度相談を
今日は色残りがあってもデザインに出来るという例を1つご紹介させていただきました。
地毛を伸ばしていけば自分のなりたい髪色に近づいていくことは十分できますし、伸ばしている間もカラーを楽しむことだって出来るのです。
自分の髪では出来ないと諦めずまずは一度プロに相談してみてほしいです。
自分の髪の状態でどんな髪色ができるか知りたい。という方のために、24時間365日受け付けている僕の公式ラインがあります。
そちらに
・現在の髪の長さと状態
・過去2年間のカラーや縮毛矯正、酸熱トリートメントなどの薬剤施術の履歴
・現在の悩み
・希望の仕上がり
を送っていただければそれを元にカウンセリングさせていただきます!
事前に状態を確認することで当日
出来ません、となってしまうこともありませんし
納得行くまでお話することで当日までの
不安と施術に入るまでの時間を
減らすことが出来ます。
ご相談だけでも大歓迎なので
ぜひご活用くださいね。
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