ブリーチができない髪質って?元々できない人はいる??縮毛矯正との相性も解説!

こんにちは、いつもご覧下さりありがとうございます。
フリーランス美容師の美座です。
最近お会いしたお客様でこんなことを仰っていたお客様がいました。




これはブリーチをこれからしようとしているお客様の中にも、同じことを考えている人がいるのではないかと考えたので今回はブリーチができない髪質についてお話をしていこうと思います。
こんにちは!
明治神宮前駅(原宿)から徒歩3分の美容室で美容師をしている
髪質改善&デザインカラーが得意な
ミザです!
ご予約、ご相談はこちらから簡単に出来ます!
ご新規様のホワイトブリーチも大歓迎です!
ブリーチが元々できない髪質ってあるの??
まずこのお話からですね、何もしていない髪でも元々ブリーチができない、向いていない髪質はあるのか。
結論から申し上げますと

はい、何もしていないのにブリーチすることができない髪の毛はないです。
少なくとも数多くのお客様をブリーチさせていただいている僕でもお会いしたことはございません。
細毛、軟毛、くせ毛などダメージによるトラブルを感じやすい髪質はあってもブリーチができない髪はありません。
冒頭のお客様は3つ全てに該当していましたが、現在はブリーチのデザインを楽しんでいらっしゃいます。
完全なヴァージン毛であればどんな髪質でもブリーチはできます。
しかしコレはあくまで何もしていない髪のお話。
履歴によってはブリーチをしたことがなくてもブリーチをおすすめできない場合がございます。
ブリーチができない髪質とは?
ではブリーチすることがおすすめできない髪質はどんな髪質かというと
・かなり強い癖で縮毛矯正をかけている
→ブリーチできないことはないのですが今後も縮毛矯正をかけて癖を伸ばす予定の方は両立がかなり難しくブリーチをする前によく考えなくてはいけません。
・ハードなパーマを何度もかけている
→ツイストスパイラルなどを始めとするバサッとしたワイルドな質感を出すパーマを複数回していると、ダメージに耐えられなかったりブリーチをしても見た目がきれいではなかったりします
・イルミナカラーやアプリエカラーと呼ばれるブリーチ無しで透明感を出せるカラー剤で何度もカラーしている
→一度で透明感が出る薬剤は傷まないと謳っているものも多いですが、ダメージは確実に蓄積されています。求める明るさまで色の残留やダメージの影響で抜くことができないことも多いのでおすすめはできません。
・酸熱トリートメントを複数回行っている
→熱によるダメージや薬剤に含まれる成分がブリーチ剤と相性が悪いなどの兼ね合いで、綺麗に明るくならなかったり思わぬ薬剤の反応で深刻な切れ毛が発生することがあります。
・黒染めや強い赤みがあるカラー剤で染めたことがある
→ダメージはもちろんのこと、綺麗に明るくすること自体ほぼ無理です。
セルフカラーもこの類です。
出来る出来ないで言えば出来ますがおすすめは出来ません。




どうしてもブリーチがしたい場合はどうしたらいい?
おすすめは出来ませんよ〜ということをきちんとご理解していただいた上で、どうしてもかけたい場合はどこまでできるのでしょうか。
先に述べたパターンに沿って例をご紹介いたします。
・ハードな縮毛矯正をかけている場合
現在はあまり行っていない施術なので少し昔の写真ですが、最大で明るく出来たとしてもコレくらいです。
寒色系のカラーは色が濁って入りやすく、むらも多少お許しいただかないといけないです。
縮毛矯正をする場合、明るさをもっと抑えるか縮毛矯正をブリーチより先に施術するかを選んでいただくことにもなりますから制限が多くなります。
それでも平気!という方は承っています。
明るさを抑えればきれいな色味も表現できます。
縮毛矯正とブリーチ施術両方得意な美容師に任せましょう。

・ハードなパーマを何度もかけている場合
ダメージ度合いと相談して、耐えられる明るさの色味であれば施術できます。
暗めの色味やビビッドな色は意外とできちゃったりしますのでまずはご相談を。
・イルミナカラーやアプリエカラーと呼ばれるブリーチ無しで透明感を出せるカラー剤で何度もカラーしている
ダメージレスと謳っていますが間違い、ブリーチ無しで透明感が出るものは結構ダメージするんです。
髪の中のメラニン色素を脱色しつつ色を入れることが出来る優れた薬剤ではありますが、何度も同じものでカラーしていると必要の無いダメージを髪に与えることとなってしまいます。
ただ、ブリーチ施術でなるべくダメージしないようにブリーチさせていただければ、前にどんな色を入れていたかにもよりますがなんとかなる場合もあります。
何度もそういった薬剤で染めると最終的にコレくらい明るくなってしまいます。
回数を重ねるごとに色残りが強まるので毛先の方がブロンドに近いです。
前まで入れていた色が抜けやすいものであればここまで出来る場合もございます。
・酸熱トリートメントを複数回行っている場合
特に熱の影響を強く受けている毛先は少し明るさが足りないですが、パッと見はわからないくらいにすることは出来ます。
似た髪質の方の例だとオンカラーしてこんな感じ。
綺麗に色が入っていますね。
ただ、ダメージがそれなりにあることとむらが出やすいことだけご了承いただかなくてはいけません。
写真くらいになれば全然満足という方はぜひ任せていただければと思います。
・黒染めや強い赤みがあるカラー剤で染めたことがある
一番オススメ出来ませんね。黒染めはそれほどまでに手強いです。
出来てもオレンジや赤などです。
強い赤みがあるカラーはダメージを覚悟いただければ
毛先にカラーが残っていた方なのでよく見ると少し濁りがありますが、数回任せていただければコレくらいには出来ます。
普段はそういった履歴がない方をカラーさせていただくことがほとんどなので

という気持ちがありますが、他で断られたり失敗された経験がある方はコレくらいになってくれれば全然嬉しいと仰っていただけるので回数をかさねて一緒に綺麗に髪を育てていくことが多いです。
セルフカラーであまり良いとは言えない状態の方を
なんとかここまで修正したりと、基本おすすめは出来ませんがなんとかなる場合もあります。
あまりに大変な場合はこちらのメニューでの対応となります
元からブリーチできない髪質はない!まずは相談を
元々ブリーチが出来ないよな髪質はありませんし、おすすめできない状態もございますがリスクを承知いただければ出来る事例もあります。
自己判断がつかない方の相談も承っていますので、お気軽にご相談ください
もしご興味を持っていただけましたら、24時間365日受け付けている僕の公式ラインがあります。
そちらに
・現在の髪の長さと状態
・過去2年間のカラーや縮毛矯正、酸熱トリートメントなどの薬剤施術の履歴
・現在の悩み
・希望の仕上がり
を送っていただければそれを元にカウンセリングさせていただきます!
事前に状態を確認することで当日
出来ません、となってしまうこともありませんし
納得行くまでお話することで当日までの
不安と施術に入るまでの時間を
減らすことが出来ます。
ご相談だけでも大歓迎なので
ぜひご活用くださいね。
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