黒染めしててもハイトーンにできる!エンドカラーとルーツカラーでハイトーンを楽しむ方法
- 2025.10.05
- カラーについて
- ケアブリーチ, デザインカラー.ブリーチ., ブリーチ1回
こんにちは、いつもご覧下さりありがとうございます。
フリーランス美容師の美座です。
黒染めした髪を「また明るくしたい」と思ったことはありませんか? 就活や職場のルールで一時的に黒くしたものの、 落ち着いたあと「またハイトーンに戻したい」と感じる方はとても多いです。
しかし実際には
そんな不安の声をよく聞きます。
結論から言うと、黒染めしていてもハイトーンにすることは可能です。 ただし、一気に明るくするのではなく、 髪の履歴に合わせて“段階的に”進めることが大切です。 この記事では、黒染め後でもできる 「ルーツカラー」「エンドカラー」そして「全頭ハイトーン」への流れを、 カラー特化美容師が解説していきます。
黒染めをした髪が明るくなりにくい理由
まず知っておいてほしいのは、 黒染めをした髪は“色素の残留”が強く、通常のブリーチでは明るくなりづらいということ。暗く染めるカラー剤はどれも残留が強いのですが、黒はトップといって差し支えないくらい残留が強いのです。
サロンでも市販でも、黒染めの染料はどちらも強く残ります。 なので「市販だと落ちにくい」「サロンならすぐ明るくできる」という単純な違いはありません。ただしサロンの落とせる黒染めで染めた場合は例外なのでご安心ください。
つまり、どちらで染めていても黒くした履歴がある以上、明るくするのは難しいというのが正直なところ。 だからこそ
ルーツカラー、エンドカラーとは?
黒染め履歴がある場合、 ブリーチを全頭に入れるのはリスクが高く、ムラやダメージにつながることがあります。
そこでおすすめなのが、“部分的に明るくする”塗り分けカラー。 主に2つの方法があります。
ルーツカラー
黒染めした部分より手前の、地毛の根元部分だけをブリーチして明るくする方法。
明るくする部分がエンドカラーと比べると少なく根元寄りに目線が行くデザインのためルーツカラーと言われています。
地毛部分を希望のハイトーンにし、既染部(黒染め部分)は再度黒く染めてなじませます。 黒染めして2ヶ月〜1年くらいの方に向いており、 「ブリーチできる部分を活かして少しずつ明るく見せる」ための第一段階です。

エンドカラー
黒染めしてから期間が経ち、 根元から中間が明るく、毛先に黒が残る状態の方におすすめ。
この場合、毛先の黒染め部分をあえて活かして“デザイン”として見せます。 根元から中間にブリーチを入れ、毛先を黒、ないし彩度の高い他の色などで締めることで、 コントラストのはっきりしたカッコ可愛いデザインになります!
ルーツカラーをした後リタッチで育てたベースが伸びてくると自然とこのエンドカラーに移行します。

今後全頭ハイトーンを目指す方へ
ルーツカラーからエンドカラー、そして全頭へと黒染めの履歴があっても、正しいステップを踏めばハイトーンは叶います。 ここでは、髪の状態に合わせた“伸ばしていくプラン”を紹介します。
① まずはルーツカラーで可能な部位だけハイトーンに
黒染めから間もない方は、まずルーツカラーで根元ブリーチからスタート。 伸びてきた地毛部分を少しずつリタッチで明るくして、中間毛先は黒でなじませます。
この時点では「抜けない部分を活かしながらつなぐ」イメージです。 リタッチを重ねていくことで、ブリーチ部分が中間まで伸びてきます。 この段階をじっくり育てることで、 黒染め部分が毛先に集まり、次のエンドカラーへ進みやすくなります。
明るい部分がまだ少ないため髪をおろした状態では物足りなく感じることがありますが、髪を結ぶとズレ感がでて明るい部分が見えやすくなります。

② エンドカラーで“つなぎとデザイン”
毛先の黒染め部分が残っている状態になったら、 そこをあえて活かす“エンドカラー”へ。 根元〜中間のハイトーンと、毛先の黒や濃いトーンの対比で、 立体感を出しつつコントラストが楽しめます。 この頃には髪全体がすでに明るく見えるようになり、 デザインカラーとして楽しめる段階に入ります。
はじめからエンドカラーに挑戦できる方は毛先に黒を足す際に、よりズレ感が出るよう塗布することもできます。そしてエンドカラーから始めた方は全頭までが早いです!
すでに黒染めから時間が経っている方や、 青系・ベージュ系などで暗くしていた方は、 最初からエンドカラーで始められるケースも多いです。 こうした髪は残留が少ないため、 エンドカラー → 全頭ハイトーンまでの流れがスムーズに進むことがあります。


③ 全頭ハイトーンへ
更にリタッチを続けて毛先の黒染め部分が少なくなったら、 ようやく全頭ハイトーンに挑戦できるタイミングです。 残り少ない履歴のある部分をカットして全頭ハイトーンの完成です。
年間に伸びる髪はだいたい12cmくらいです、伸びの早い方はもう数cm伸びますので、アゴ下のボブくらいの方は黒染めをしてから全頭まで約2年くらいでできます。

黒染めしててもデザインを楽しみつつ明るくできる!
黒染めしてても、ハイトーンは“段階的に”叶えられます! 黒染めをしたからといって、 「もう明るくできない」と諦める必要はありません。 確かに、市販でもサロンでも黒染めをした以上、 一気に明るくするのは難しいです。 でも、無理をせず履歴に合わせたステップを踏めば、 ダメージを最小限に、理想のハイトーンを育てることができます。
履歴のある方のハイトーンはいきなり“作る”のではなく“育てる”もの。 段階を踏んでいけば、黒染めの履歴があっても しっかりと明るくしていくことが可能です! あなたの髪の履歴に合わせて、 無理なく、美しく、確実にハイトーンへ近づけるプランを一緒に作りましょう。ちなみにですが当ブログのヘアカラーはほとんどブリーチ1回で作っています、髪になるべく負担をかけずきれいなハイトーンが僕なら叶えられます!
この記事を読んで「自分の髪はどのステップから?」と思った方はLINEの事前カウンセリングで履歴や現在の色味を見ながら、 最適なルートを一緒に決めることができます! 無理せず、今できるハイトーンを楽しんでいきましょう!
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