落とせる黒染めとは?1日だけや1ヶ月〜半年の期間別にどこまで明るく戻せるか解説!
こんにちは、いつもご覧下さりありがとうございます。
フリーランス美容師の美座です。
こういったご相談は毎年多くのお客様から多く受けます。皆さんのイメージ通り普通の黒染めはそんなに簡単に明るく戻せるものではありません。地毛の黒の部分に重なるように塗ってしまったり、ハイトーンの髪に黒を入れてしまうと後から明るくしたくなった時に全然色が抜けずかなり大変な思いをすることに。
でも卒業式には自分で選んだ袴を着てハイトーンで出席したい、たった数日暗く見えるだけでいいのに黒染めのせいで諦めなくてはいけないなんて悲しいですよね。
今回はそんなお悩みに答えるべく
✔一時的に黒くしたい方
✔ いずれ明るさを戻すつもりのある方
に向けて“落とせる黒染め”について解説していきます。
短い期間から長い期間までそれぞれどこまで明るく戻せるかについて記事を書いていくのでぜひ最後まで御覧ください!
落とせる黒染めってなに?普通の黒染めとの違い
一般的な黒染めの特徴
• 市販カラーは濃い染料が使われていることが多い、サロンカラーでも通常の黒染めはかなり濃い染料
• 髪の内部に多く染料が定着し、ブリーチしてもかなり抜けにくい
• 結果、赤、オレンジっぽい残留が残り希望の色にできないことがほとんど
“落とせる黒染め”とは?
• 従来のものよりかなり色残りしにくい黒染料を使用し、明るく戻しやすい処方
• 主に、enogの「オフブラック」と「クリア」の比率を調整して、 髪の明るさ・期間・今後のカラープランに合わせて設計しています
・通常のカラー毛には入りにくいのでブリーチ毛向け
Point: 落としやすいからこそ、「明るく戻す余地」を残せるのが“落とせる黒染め”の特徴です。
期間別:最適な黒染めの仕方
※ブリーチ毛 17レベル以上を前提
・1日〜3日だけ黒く見せたい方
写真撮影、面接、式典などで一時的に黒髪にしなくてはいけないときってありますよね〜、でもここで普通に黒染めをしてしまうのは本当にもったいないです!
ごく短い期間のときはどの明るさでも黒スプレーの使用を推奨しております。数度のシャンプーで完全に落ちますし、残留も全くありません。
時間を取ることが難しい方は日頃のシャンプーで落ちやすいグレーで染めることもできますが明度が18レベル以上でないとやや残留がのこります。
・1週間以上〜1ヶ月未満黒く見せたい方
黒染めスプレーで保つには厳しい期間なのでカラーで暗くしなくてはいけない期間です
ある程度長い期間黒くいられる上に落とすことができます。
メリット
自然退色は少ないものの後にブリーチをかけ直すとある程度落ちてくれるのが優れた点なので、これくらいの期間暗い状態でいたい方には非常におすすめです!日頃のシャンプーで多少は落ちていくので、リタッチの際に地毛との堺がわからなくなることもありません。ブリーチを継続していきたい方には強い味方ですね!
デメリット
どうしても多少は残留があるので完全な抜きっぱなしブロンドやホワイトにこだわりがある方はウィッグでやり過ごすほうが良いかもしれません。それとブリーチをかけ直す必要がある以上ホワイト領域まで明るい方は通常のブリーチをかけ直すのが危険なので完全には落とせません。ただダメージがある分褪色しやすいので落とせる黒染めを希釈し、なるべく褪色しやすいよう染めて弱いブリーチを揉み込んで可能な限りおとす。というのが落とし所になります。
1ヶ月〜3ヶ月黒を持たせたい方(要注意!)
色もち重視になるため、希釈して使っていた落とせる黒染めを薄めず使うことになります。それでもある程度落ちますが、入る染料が多いのでブリーチが必須ですし、派手髪の域は出ませんがハイトーンというよりは中明度のほどほどに濃いカラーで落ち着かせることになります。リタッチの周期も計算した時期に黒染めを行わないと切れ毛の原因にもなり得ます。
ホワイト領域の方はこれくらいの期間になると落とせる黒染めは向かなくなってくるので、どうしても同じ明るさに戻したいのであればウィッグでやり過ごすことをおすすめいたします。
3ヶ月以上 黒髪で過ごしたい方
長い期間黒くいなくては行けない場合はハイトーンは諦めたほうが良いかもしれません。リタッチできないことはないですが非常に難しくリスクのある期間な上に、落とせる黒染めを何度かして間を持たすことになりますからできたとしても中明度領域です。
落とせる黒染めって実際どれくらい黒く、明るくできるの?
ここが一番気になるところですよね、実際に落とせる黒染めを使ってカラーした例をいくつかご紹介いたします。

表面のハイライトが気に入らず、今後ある程度修復できそうな長さまで伸びたら全体をホワイトにしたいお客様

インナーはなんとか明るく仕上げられそうだったためホワイトにし、表面は今後明るくできる長さまで伸びた際ブリーチの際影響が少ないよう落ちる黒染めで対応しました。
エンドカラーに落とせる黒染めを使うと黒以外のエンドカラーを今後やりたいときにも役立ちます


落ちる黒染めはこれくらい黒くなってくれます。では落ちる黒染めを使った後どれくらいの色味ならできるのでしょうか。
ブリーチを使って色をはがす髪の体力のある17,18レベルのベースの範囲でご紹介いたします。

:濃い紫のカラー

:濃いピンク

:ネイビー
履歴が僕のカラーだけならばもう少し明るい色にもできますが、これくらいならば大抵の状態からでも落ちる黒染めを使った後にこのあたりの色まで持ってこれます。あとは回数を重ねて何度かお任せいただければ徐々に明るくしていけます。
よくあるご質問(Q&A)
まとめ
黒にする予定がある方のほとんどは、また明るくしたくなるかもしれないという方が非常に多いです。 はじめからそのようにご相談いただければ染め方を変えることで、未来のデザインがグッとラクになります 。特にブリーチ毛の方は、色素残留=ダメージ+ムラになることが多いので注意が必要です。 とりあえず黒くすることより「後から戻せること」がとても大切です。
一時的に黒くしたいけどまた明るくしたい、という方はぜひ一度ご相談ください!
もし美容室選びで悩んでいたり、自分の髪で出来るのかイマイチわからないという方は
24時間365日受け付けている僕の公式ラインがあります。
そちらに
・現在の髪の長さと状態
・過去2年間のカラーや縮毛矯正、酸熱トリートメントなどの薬剤施術の履歴
・現在の悩み
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事前に状態を確認することで当日
出来ません、となってしまうこともありませんし
納得行くまでお話することで当日までの
不安と施術に入るまでの時間を
減らすことが出来ます。
ご相談だけでも大歓迎なので
ぜひご活用くださいね。
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