黒染めしててもブリーチして明るくしたいあなたへ

黒染めしててもブリーチして明るくしたいあなたへ

こんにちは、今まで暗いカラーを入れてたり

様々な事情で黒染めをしたことがあるけど

気分を変えるためにブリーチをしたい。

 

というご相談をうけることが度々あるのですが、

それに当たる注意点や結果を今回はまとめました。

 

こんにちは!

似合わせカット&デザインカラーが得意な

ミザです!

ご予約はこちらから簡単に出来ます!

LIME@

ミザのプロフィール

 

 

結果から述べますと影響が少なからずあります。

一般的に使われているカラーの仕組みとして

 

髪を薬に含まれるアルカリで開く

薬剤の反応で色を抜きながら染料を定着させる

 

ざっくりとした説明だとこんな感じのことが

髪の中では起きています。

 

この染料を定着させると完全に

落ちきってくれることはある程度健康な髪までは

ほぼ不可能です。酷いダメージによって

落ちることはたまにありますが

髪の健康を損なってまでカラーは

するものではありません。

 

この定着の度合いでブリーチした際の

色残りが決まります。

 

カラー剤の特徴として

カラー剤は普通1~14レベルまで目標の明るさに

合わせて分けられています。

 

数字が大きくなるにつれて薬の強さは比例し、

染料の濃さは反比例します。

 

例)14レベルのカラー剤 アルカリ:強 染料:薄

3レベルのカラー剤   アルカリ:弱 染料:濃

明るくトーンアップするだけなら発色ではなく

脱色がメインになってくるので

染料の含有量は少なく定着するものも少ないので

ブリーチにそこまで影響はありません。

 

逆に暗く染めていれば定着する染料が多いので

ブリーチしても前のカラー剤が髪の中に

残ってしまうので目に見える明るさに

影響が出てきます。

 

実際にブリーチするとどうなる?

カラーの履歴があるお客様を実際に

ブリーチした際の写真でご説明させていただきます。

 

まずは影響の少ない明るくしただけの

お客様をブリーチした場合から。

before

 

after

 

仕上がりがきちんと照明が当たるところで

撮影したので多少明るく写っていますが

暗いところでも大差はありません。

明るくしただけなら残る染料もすくないので

上から薄いカラーを被せれば馴染んでくれます。

 

今度は一度暗くした髪をブリーチした場合

オンカラー前なので濡れた状態で申し訳ないのですが

新しく生えている健康な部分がきちんと明るいのに

対して暗く染められた部分は上がりきっていない事

がおわかりいただけると思います。

しかし染料を取っ払った場合の見た目の

透け感は同じなのです。

 

これが残留と呼ばれるもので

カラーの邪魔をするのです。

 

これがあるとこの見た目より

薄いカラーは濁ってしまうのです。

だから一度暗くしていると、明るいカラーは

美容師さんによっては

断られてしまうケースが有るのです。

 

 

そして殆どの場合カラーを断られる黒染め。

最も取れにくい黒染め、こんなに新しい部分との

差が生まれてしまいます。

毛先から明るくしてもこの差。

どれだけ大変なことになるか

お分かりいただけたでしょうか。

あの茶色はどうしても取れないので暖色の暗いカラーに

落ち着くのが安全。

明るいカラーはほぼ無理と思ってください。

 

補足

カラーの回数の差はこんな感じで浮き出てきます。

根元から毛先にかけて0~5回のカラー履歴があり、

少し明るめのカラーを繰り返していました

 

でもやっぱり明るくしたい時はどうしたらいいの?

 

 

以上の事がわかった上でどうしてもやりたいという方。

それならやりましょう。

と僕なら言います。

黒染めは要相談ですが基本的にはする方向で前向きに

ご相談に乗らせていただきます。

 

だってここまで読んでいただいても明るくしたいなら

意思は相当固いものでしょうから、

それなりのリスクを

負う覚悟も固まっているはずです。

 

暗く染めてしまった方でも髪の体力が

健康に過ごせる範囲より

少し外れても良ければ僕なら

ここまで明るく出来ます。

 

元々ブリーチ履歴があり、そこから暗く染めていた状態からこの明るさになんとか出来ました。

一度明るくして染料が定着しやすい状態になっているうえでも

知識、経験からなる技術があればブリーチ1回で

ここまで明るく出来ます。

 

質感も複数回のカラー、ブリーチ履歴があった上に

ブリーチしてここまでの明るさにした。

という条件から見れば

この状態はかなり良い方です。

 

ここまで明るくなったなら大抵のカラーは乗ります。

多少無理しているので色落ちは少し早めですが。

 

普段からブリーチ施術を多くしているからこそ

大丈夫なラインとそうでないラインの見極めが出来るので

誰でも出来るものではありません。

 

 

最低限のダメージで済ませるよう徹底していますので

髪が切れたりすることはほぼありません。

詳しくはコチラの記事で説明しています

 

 

 

最後に

一度断られたからと言って諦めるのは早いです。

絶対に無理なんてことはよほどでない限りありません

どこかにやってくれる美容師さんは

必ずいます、例えば僕とか。

 

そういった美容師さんは数がそこまで多くないので

探すのが大変です。

このブログを偶然見つけてくださったのもなにかの縁。

僕にお任せいただけないでしょうか?

 

冒頭のリンクか固定ページから僕の公式ライン

を友だち追加して簡単にメッセージを

送ることが出来ます。

 

現在の状態がわかるお写真とご希望のスタイルを

お送りいただいたあとに髪に残っているであろう

施術の履歴をできるだけ多く文に

起こしていただいて送っていただければ

事前カウンセリングが開始できます。

 

事前に状態を確認することで当日

出来ません、となってしまうこともありませんし

納得行くまでお話することで当日までの

不安と施術に入るまでの時間を

減らすことが出来ます。

 

ご相談だけでも大歓迎なので

ぜひご活用くださいね。