半年空いてしまったリタッチ幅を既に染まったところに付けずにブリーチで繋げる方法

半年空いてしまったリタッチ幅を既に染まったところに付けずにブリーチで繋げる方法

こんにちは、ブリーチのリタッチの周期の目安は

2ヶ月である事は既に他の記事でご紹介致しました

 

その周期を外れてしまうと途端に難易度が上がります

コチラの記事に記載したようなリスクが起きてきます

 

ですがやむを得ない事情で

空いてしまう時もあると思います。

 

例えば昨年は新型コロナウイルスによる

緊急事態宣言で不要不急の外出が

憚られる社会になり美容院へ行くことを

不要不急であるという人も出てきたので

自分がそう思っていなくても

控えなくては行けなかったりして

意図せず期間が空いてしまった方が多くいました。

 

そんな方々のために半年あけてしまった

髪を綺麗にリタッチし直したときの記事を

書いていこうと思います。

 

最新の切れ毛が出ないリタッチはこちらの記事です

 

この記事はこんな方にオススメ

・忙しくてブリーチが出来なかったがまだ続けたい方

・他で断られてしまったがどうしても繋げてほしい!

・綺麗に繋げることが出来るブリーチの得意な美容師を探している方

こんにちは!

明治神宮前駅(原宿)から徒歩3分の美容室で美容師をしている

似合わせカット&デザインカラーが得意な

ミザです!

ご予約はこちらから簡単にできます!

LIME@

ミザのプロフィール

 

半年空いてしまったブリーチ毛の様子

今回の場合は大学卒業を前にし

卒業論文や入社先のことで忙しく

美容院に行くことが出来なかったとの事でした。

 

それは仕方ないですね、優先順位は

絶対にそちらのほうが上ですし

たまに休日があったら他の事をするでしょう。

 

諸々が落ち着いてゆとりが出来、

そこでようやく「リタッチ行かなきゃ」

となるのはごく自然な話です。

 

beforeはこんな感じ

半年ほどの伸び幅です

これがとっても難しいんです。

なんで期間が開くとリタッチが難しくなるの?

繋ぎ目の部分を見ていただけると

ギザギザになっているのが

おわかりいただけますでしょうか。

 

このギザギザのラインを綺麗に

ピッタリ塗るのが本当に難しいのです。

 

また、普通に塗っていってしまうと

毛が重なっていくうちに既に染まっている部分に

薬剤が付いてしまい、必要のないダメージを

与えてしまったり場合によっては

断毛のリスクも生じてきます

 

ですので髪をアルミホイルの中で塗り、

挟むことで薬剤を他の毛に付けてしまうことを防ぎます。

僕はリタッチ幅が2cmであってもこの方法でやっています。

 

 

アルミを使って丁寧にブリーチ!

そしてホイルで細かく塗り上げたのがこちら

短いリタッチ幅なら繋ぎ目も揃っていますし

塗る幅もそこまで無いのでまだ気持ちが楽なのですが

この幅になると本当に気が遠くなります。

 

先の見えないトンネルを歩いている気分…

 

そんな作業をおえて放置終了後

ホイルを外した状態がこちら

外したときに伸びてしまった薬剤が既染部に

付いてしまっていますが速攻でながすので

問題ありません。普通に塗ったら

既染部にたくさん付いてしまいますね、

頭皮がかなり弱い方でしたのでいつもより少し

長く黒い部分を残しています。

 

本当に敏感な方は頭皮につけなくても

反応して発生した気体が頭皮に

しみるなんてことがあります。

 

 

お流しして中間処理をしたあとの状態はこんな感じ

毛束で見てみるとこんな具合になっています。

ギザギザがなんとなく塗り分けられているのが

おわかりいただけるでしょうか。

 

実はこの方ブリーチ2ヶ月後に酸熱トリートメントを

しており、その時の新しく生えていた毛が

熱変性を起こしていました。

 

つまり元より明るくしづらい上に切れ毛を

注意しなくては行けない中間部分がより明るく

なりづらくなっていたのです。

 

要約すると激ムズです。

 

しかしカウンセリングの時点でそれを聞けていたので

細心の注意をはらって施術しました。

 

なんとか色ムラもなく明るく出来ています。

 

今回はそこまでハイトーンではなかったので

多少のはみ出しがあっても大事には至りませんが

18レベル以上のハイトーンの方であればわかりません

 

やった事例もありますが

より難易度が上がります。

僕も出来ますがカウンセリングで

リスクをきちんと説明、納得していただいた上で

施術に入るようにしています。

 

 

ご希望のネイビーカラーに

希望色は入社式で目立たないネイビーに

してほしいとのことでしたので明度の問題もなさそう

 

根本と毛先で色の沈み方が違うので

なるべく揃うように、かつ

あまり目立たないような色味に

していきます。

 

仕上がりはこちら

光のよく当たるところだと

こんな色味になります。

 

室内の平均的な照度で撮った

色味はこんな感じで落ち着いた色味です。

 

デニムのような青をイメージしています。

 

まとめ

酸熱トリートメントやセルフカラーなど問題

をたくさん抱えた髪でもここまで

綺麗に直せます。

 

半年リタッチ幅が空いていたことが

わからないくらいにはなったのでは

ないでしょうか?

 

もし似たような状況で悩んでいる方が

いましたら冒頭のリンクか固定ページから

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していただけると簡単にメッセージが送れます!

 

現在の状態とご希望の状態をお送りいただければ

事前カウンセリングがスタートできます。

 

当日の不安や施術までの時間を

減らせるのでぜひご活用ください!

 

 

 

 

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