ボブ×派手髪 ブリーチ一回でできるパステルカラー
こんにちは、僕の務めるAl Chemが
2/4で1周年を迎えました。それにあたって
自社で本を作る事となりそれに掲載する作品撮りを
撮ることになりました。
今回ご紹介するのはその時に撮影させていただいた
モデルさんのヘアの制作過程です
もちろんお客様がこの色味を
ご希望の場合は対応させていただくので
少しでも興味のある方は御覧ください！
パステルカラーを作る元の髪の状態
今回の撮影はホワイト領域までダメージを
極力抑えつつブリーチ出来るモデルさんを
探す必要がありました。
ブリーチ1回でホワイトにする方法条件は
こちらからご覧下さい
ブリーチ後でもダメージ感の少ない
髪の状態で仕上げるにはもとの
髪の状態がかなり良い状態で有ることが
必要な条件となります。
→ヴァージン毛（カラーなども何もしていない髪）
今回は撮影なのでヴァージン毛の
モデルさんを探しましたが
カラーをしていてもできる場合も
ありますのでご相談ください
普段から染めても平気かつ今ヴァージン毛の
モデルさんを探すのはとっても大変でした
なんとかみつかったモデルさんはこんな状態
毛先の数センチは矯正履歴がありますが
切ってしまう部分なので問題はありません。
ほぼヴァージン毛です。
この状態の髪をブリーチしていきます
ブリーチ一回でパステルのベース作り！
髪に負担がなるべくかからないように
ゆっくり明るくなる力の弱い
薬剤を大量に髪に塗布していきます。
ブリーチ中はこんな感じ
こんなにたくさん塗って大丈夫？と
思った方も居るかと思いますが
大丈夫です！
その証拠にブリーチ一回でここまで
明るくなってくれました
といっても色の残留のまったくない
ヴァージン毛だからこその抜け具合です。
一度でもカラーしていると同じ明度
でも暗く見えてしまう場合があります。
そしてここから暖かみのある色を
使うところは黄色みを少し残し、
そうでない部分は白っぽくして行きます。
紫シャンプーだけで色味の調整をした状態はこちら
暖色を載せたい部分は少しだけ
黄色みを残すのがポイントです。
青紫で黄色を打ち消しているので
全く色味のない状態ではありませんから
ここに暖色を乗せると
パステルのような色の薄い
ものは色がぶれてしまいます。
パステルカラーをのせていく
ここまでベースを作ったらいよいよ
パステルカラーを髪に載せていきます
コテ巻きで仕上げて撮影なので色の重なり
を考えて色を載せていきます。
縦に髪の毛を分けとって色を入れることで
巻いておろしたあと色同士が混ざり合うような
カラーになってくれます。
すごく入り組んで見えますが
頭を横に4つに分け、縦に12個分けた上で色を
載せています。
時々白っぽいところが残ってますが
これはあえて残しています。
ホワイトの部分を残すと、隣り合う色味同士の
馴染みがとても良くなるのでパステルはより
可愛く見えると僕は感じます。
ですので少しずつ色の間にホワイトを作っています。
お流しして濡れたままの状態はこんな感じ
色んな色が散りばめられた中に白が
入っているのがおわかりいただけるでしょうか
巻かずにおろしたままの
仕上がりはこんな感じ。
まっすぐおろして乾かしただけなので
ほとんど表面の色味しかわかりません。
もちろん少し動くといろんな
色が見え隠れするので可愛いのですが
きちんと巻くとこんな仕上がりになります
内側のパステルカラーが見えて色同士
混ざり合ってとても素敵に仕上がりました。
自社で本を作成したときの撮影データを
添付させていただきます
あえて残したホワイトがより、色を
際立たせてくれていますね。
パステルカラーは基本的にどんな色を
隣においても喧嘩しないので色をたくさん
盛り込みがちですが、計算して白を残して
作ってあげるとよりデザインの幅が広がります。
まとめ
ブリーチ1回で白色、ホワイト領域まで
明るくして巻き方を見据えた上で色を
配置していくのは派手髪が得意な
美容師ならではの技術です。
他にも様々な派手髪デザインを掲載
しておりますので他の記事も是非
御覧くださいね。
もちろん色落ちまで計算された
単色のカラーもやっていますし
他の美容院で思った通りの
仕上がりにならなかった方の
修正カラーもやっております。
髪をなるべく傷ませずに
ヘアカラーや自分に似合ったヘアスタイルを
楽しみたい方はぜひご連絡ください。
下記のLINEから簡単に
メッセージを送ることができます。
ご希望のスタイルと現在の髪の状態を写真で
お送りいただければ事前カウンセリングが
スタートできます。
細かく分析、提案させていただきますので
当日の不安感も少なくなるかと思います。
ぜひご活用くださいね。
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