【危険!】セルフカラーを繰り返すとこんな髪に…こんなにムラになってしまいます
こんにちは、セルフカラーの危険性については
前の記事にて何度か書かせていただきましたが、
続けて使用した例はいままで
ご紹介していなかったので
ご紹介させていただこうと思います。
セルフカラーは素人の方でも見た目がパット見
均一に染められたように見えるよう
薬剤のパワーの設定が強めに作られている上に
絶対に均一には染まらないので
今後美容院でカラーをする可能性がある方は
絶対に使用しないようにしましょう。
1度でも使用した場合は完全には希望通りに
ならないと思っていただいて大丈夫です。
どうにもならないセルフカラーの残留
セルフカラーを数年繰り返してきた髪の状態が
こちらになります
根本が明るくなり、
中間部分は黒く沈み、
毛先はダメージで色が抜けているものの
まだ暗いという状態です。
高校在学中は黒染めとカラーを
繰り返したために中間から
毛先にかけて濃い染料が定着し、
暗く見えています。
卒業後に明るくしようと明るくなるカラーを
セルフでしたようですがブリーチですら
抜くことが出来ない黒染めを
カラー剤で明るくすることができるはずもなく
根本だけ明るくなっている状態です。
一般の方にはカラーの仕組みは
あまりわからないと思うので
こういった事が起きるのは仕方がないのですが
こんな危険性があることを
知っておいていただきたいです。
部分ごとに細かく解説
光がよく当たるような写し方をすると
こういった感じです。
頭頂部から毛先にかけて細かく分けると
4つの状態に分かれています。
・地毛
・トーンアップのみした部分
・黒染めとカラーを複数回繰り返した部分
・黒染めとカラーを繰り返し過ぎたために
染料が赤く残っている部分
となっていますが、下2つは正直
どうにもできなさそうな部分です。
ここまでになってしまうと
ワントーンに綺麗に染めることは
ほぼ不可能です。
髪の部分ごとに状態があまりにバラバラですし
毛先の方はダメージもかなり蓄積されていますから
無茶な施術をすれば髪が髪として
成立しなくなってしまいます。
なぜこんな事になってしまうのでしょうか。
なぜこんなにバラバラに染まってしまうの?
髪の毛は本来黒ですが、私達が見ている黒は
実は赤褐色のメラニン色素が密集して
黒に見えるているのです。
黒染めもものによりますが赤い染料が
含まれている事が多いです。
染料は暖色は分子量が大きく、寒色は小さいのですが
大きいものは髪の中に残りやすいです。
アルカリカラーは「酸化重合」という強い反応で
染料を中に入れています。
強い反応で大きな分子を髪に定着させる時点で
一回でも髪にたくさん染料が入ることが容易に
想像できると思うのですが複数回繰り返したら
どうなってしまうか。
全く抜けなくなってしまうんです。
新しく生えてきた毛は普通に染まるわけですから
中間の色が抜けない部分と
根本の部分を同じように塗れば
根本だけ明るくなって逆プリンと
一般で表現される状態となってしまいます。
セルフカラーの悪いところは根本だけ塗る
ということをしない方が多いこと。
白髪染めは根本だけ塗る方もいますが
学生のファッションカラーはだいたい全体に
手でベタッと塗ってしまうのですが
それがムラを生むことになってしまいます。
まとめ
繰り返し行うことで取り返しのつかない
状態になる前にまず使用をしない、
使ってしまったとしても今後使用しないことが
大事です。安価で手の出しやすいセルフカラーですが
直すときに結局高く付くので
やめておいたほうが良いです。
状態によっては改善できることもあるので
直したい方は冒頭のリンクか固定ページのLINEから
友だち追加をして現在のスタイルと
希望のスタイルをお送りください。
事前カウンセリングがスタートできます。
事前にご納得いただけるまでカウンセリングをすることで
当日の不安も少なくなりますし、すぐに施術に入れます。
ぜひご活用くださいね
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