螺旋状にホイルを組むデザインカラー

こんにちは、今日はあるフォトコンテストに参加した時の作品のカラーについて書こうと思います

目次

1.元々の状態

2.ブリーチ後

3.ベースメイク

4.オンカラー

1.元々の状態

さて、まずモデルさんがどんな状態だったのかを先に書かねばなりませんね。beforeはこんな感じ

スライシングで入れたであろうハイライトがかなり伸びているのと明るさに多少バラつきがあります。新生部も生えてきてますし少し悩みましたが、ホイルでブリーチの強さを分けハイライト部分に追いつかせた後にホイルをアウトしブラウン系カラーの残留も飛ぶようにブリーチを盛っていく手法を取りました。

2.ブリーチ後

中間部分には残留が少し残りました。が、作るデザイン的に影になるところなので特に問題はありません。根本の綺麗に明るくなった所、毛先のダメージで残留が取れてくれた所は色を載せていきます。

3.ベースメイク

グレーを塩基性で作る時最初から載る明度ならそれもありなのですが今回残留があるのと少し深みのあるグレーに影の部分をしたかったのでアルカリカラーでベースメイクすることにしました。

10レベルのV系をクリアで薄めたものを根本、毛先を外してオンカラー。お流しで乳化しながら毛先の黄ばみを軽く飛ばして終了。

根元はビビッドな色を載せたいのでベースメイクは無し、毛先はメラニンでない嫌な黄色が居たので飛ばしました。中間はシルバーというか少し紫を感じるくらいの色を載せてこれをベースにグレーを作ります。

4オンカラー

僕は塩基性でデザインカラーを作る際はManic Panicで大体のものは作ります。パレットはこんな感じ

これをみつえりから螺旋状に組んでいきます、塗る順番は決まっていますが根元の色と毛先の色は1色ずらして塗っています。スタイリングした時そっちの方が可愛いので。

こちらのデザインに着地、となります。

僕の手の動きが遅いのもありますが放置時間を含めて10時間くらい作業してました。スタイリングにも修正の余地はたくさんありますしもっと練習しなくてはいけませんね。

デザインカラーにしたいなぁと考えている方はお気軽にご連絡ください。

price ブリーチ(7700)＋デザインカラー(8800)＋トリートメント(3300)＝19800

https://lin.ee/Kp5LV2b