セルフカラー履歴がある髪をラベンダーグラデーションに!

セルフカラー履歴がある髪をラベンダーグラデーションに!

こんにちは、ダメとわかっていてもついつい手頃な価格から手を出してしまう

セルフカラー。過去の記事で幾度となく危険性をお伝えしてきましたが

やってしまったものは仕方がありません。

 

セルフカラーの履歴ありの方は毎回少し身構えてしまいますが、負けず嫌いなので

なんとか可愛くなるよういろいろな策を巡らせます。

 

今回はセルフカラー歴がある方をラベンダーグラデーションにした例を

記事にさせていただきます。

 

来店時の状態はこんな感じ

 

ブラウン領域でもわかる明らかなムラ。中間部分が特に沈み込んでいます。

泡カラーでやったそうなのですが液体よりムラができづらいとはいえ

どんぐりの背比べです。

 

何度でもいいますがセルフカラーは100%ムラになるので

絶対に手を出してはいけません。

 

さてこれをどう直していくかなのですが既に染まった部分の中間と

新生部と既染部の境目が暗いのがわかるでしょうか。

 

わかりやすい写真はこちら

色味が暗くなっているのがおわかりいただけるでしょうか。

この部分が明るくなりづらそうなので先にこの部分を全頭塗り勧めていきます。

 

明るくなるのが緩やかな薬剤を使用し、じっくりと明るくしていきます。

その後全く明るくなっていない新生部を塗り、様子をみて

中間毛先の塗布に移ります。

 

全くムラのないきれいなベースにはセルフカラーをした時点で戻りません。

ですがその中で潰せそうなムラは潰しておかなければ

ムラのままカラーが乗ることになりますし、下手すればさらなるムラを引き起こします。

 

希望はなるべく明るいラベンダーで、今後色々なカラーに挑戦していきたいと

伺っているのでベース作りに身が入ります。

 

ブリーチ後の状態

そうしてムラをなるべく消しながらじっくりと明るくしてお流しをした状態が

こちらになります

新生部が薄黄色に綺麗に明るくなっているのに対し、セルフカラー部分は

若干のオレンジが残留しているのが見て取れるかと思います。

 

ブリーチの時点でここまでは直るんだ、という認識は危険です。

これはセルフ履歴のある方を多く修正してきた僕が施術している上に

アッシュ系のセルフカラーだったためここまで落ちて明るくなってくれているのです。

 

一人一人ムラのなり方も使ったカラー剤も違うのがセルフカラーの厄介な所。

実際に髪を見て、ブリーチをしてみないことにはどこまで直るかは断言できないのです。

 

ともあれここまで明るくなれば今回のカラーに関しては心配なさそうです。

セルフカラー直しの中ではイージーな方。

 

オンカラーに移っていきます。

 

ラベンダーに染めていく

明るくなったとはいえワントーンに染めると若干ムラがわかってしまうので

ムラや残留もデザインに昇華するためにグラデーションをかけていきます。

 

根元から毛先に向けて明るくするカラーは境目をぼかしながら作っていくので

ムラも目立ちづらくなりますし、巻けばほぼ見えなくなる上に可愛いので

こういうムラ直しに多用しています。

 

そうしてカラーをし終わり、カット、スタイリングまでした状態がこちら

根元から毛先にかけてラベンダーカラーがグラデーションになってくれているのが

おわかりいただけるかと思います。

 

真後ろからのお写真だとよりわかりやすいので貼らささせていただきます

 

元々セルフカラーがされていてムラが合った状態には到底見えないかと思います

 

このようになんとか直せるパターンもあるので、ぜひ諦めずに

一度ご相談ください。

 

セルフカラーはしないに越したことありませんが一度やってしまったからと言って

もうきれいなカラーは楽しめない。なんて寂しいじゃないですか。

 

知らずにやってしまう方だって居るでしょうし、そんな方の

駆け込み寺的存在に僕はなりたいのです

 

 

下記のLINEから

友だち追加をして現在のスタイルと希望のスタイルをお送りください。

事前カウンセリングがスタートできます。

 

事前にご納得いただけるまでカウンセリングをすることで

当日の不安も少なくなりますし、すぐに施術に入れます。

 

ぜひご活用くださいね