ヘアカラー失敗された…ムラだらけの髪色をなおす方法!
こんにちは。ヘアカラーは日々を彩るため、楽しむためのツールであるべきだと僕は考えているのですが、そんなヘアカラーを失敗されてしまった日には「どうしよう…」となってしまうかと思います。
それはセルフカラーでもサロンで染めても起こりうると思うのですが、今回はサロンで染めたのにも関わらず色ムラができてしまった方を直した例をご紹介いたします。
この記事はこんな方にオススメ
・ムラだらけの髪の毛をどうにかしてほしい!
・治ったら今後綺麗な髪色にチャレンジしたい!
・その場で綺麗、色落ちも綺麗。なブルーを作るのが得意な美容師を探している方
ヘアカラー失敗…なぜそうなったのか?
失敗にも成功にも必ず原因があります、まずはどうして失敗が起きたのかを紐解いていきます。
beforeの状態を見てみましょう
事の経緯を聞くと元々しばらく暗く染めていたそうなのですが、ある時明るい色にしたいと思いたちいつもモデルをしているアシスタント(美容師見習いのこと)の子のところへ行ったところ今までの暗く染めたところは明るくならずムラだらけになってしまったのだそう。
全体がこんな感じでムラになっていました
赤丸の部分が明るくなり過ぎのところ
白丸の部分は暗く沈んで明るくなっていないところ
それに加えて毛量の多いお客様なので十分に塗れていなかったのかな?というムラも少々。
なかなか治すのが大変そうな状態ですが、はじめに言っておきたいのは
「アシスタント時代は誰しもが1度はやったことあるだろ案件」
ということです、失敗してしまったアシスタントの子を責める気は毛頭ありません。
なんてことは僕もやったことがありますし、その度に額を床に擦り付けていました。
ただこういった経験を経て何がいけなかったのか、どうしたら良かったのかを反省することで次第にこういったことはなくなっていくんですよね。
そして僕の失敗は名前も知らないどこかの美容師さんが直してくださっていたのです。
その順番が僕に回ってきたというだけ。
話が逸れてしまいましたね、原因をまとめると
・暗染め履歴を考慮せずに染めてしまった
・おそらく暗い部分を明るくするために放置時間を粘ってしまった
・塗りムラがある
この3点が主な原因かと思われます。
どうやってムラを直していくのか
さて早速直していくわけですが、暗くなった部分の沈み込みが半端じゃなさそうなのでその部分のみに明るくなる薬剤を塗布して様子を見ることに。
数十分後に見に戻りましたが
なるべくブリーチ剤は使いたくありませんでしたが仕方がないので使用して改めて時間をおいていくとなんとか浮いてきました。
均一に明るくすることは諦め、グラデーションになるようにカラーをしていく路線に。
毛先の明るさもはじめより明るくしていきます
中間の暗さは取りきれませんでしたが、取り切る必要もそこまでなさそうでしたので無理はしないように。
グラデーションぽくなってくれそうなベースはなんとか作れました。
ムラも直って綺麗なグラデーションカラーに!
仕上がりはこんな感じです。
全体をパッと見たときの違和感やムラは払拭できたと思います。
では最初のように細かく部分で引き出すとどうでしょうか
目立たない仕上がりになっていますね。
なんとか直せたと言っても良いでしょう。
原因がわかったらその点を意識して解決していくことがムラ直しでは大事。
今回僕が行ったのは
・暗く沈んだ部分のトーンアップと脱染
・グラデーションにしやすいベース作り
・全体的なムラ直し
です。
これらが解決してくれたので次からは希望の色味が出せそうですね。
まとめ
セルフカラーほどは難しくありませんでしたが、ムラ直しはかなり精神が削られます…
ササッと直せるくらいの技量になるまで成長あるのみですね。
今回はサロンカラーのムラ直しでしたが、セルフのムラ直しの記事はこちら
冒頭のリンクか固定ページのLINEから
友だち追加をして現在のスタイルと
希望のスタイルをお送りください。
事前カウンセリングがスタートできます。
事前にご納得いただけるまでカウンセリングをすることで
当日の不安も少なくなりますし、すぐに施術に入れます。
ぜひご活用くださいね
-
前の記事
実は出すのが難しい?!ブリーチ一回で作る小豆色のヘアカラー 2022.02.23
-
次の記事
頑固な黒染めも含めた複雑履歴を綺麗なオレンジ色にヘアカラーしました 2022.03.16