パーマ毛をブリーチしてグレーベースのデザインカラーに!

パーマ毛をブリーチしてグレーベースのデザインカラーに!

こんにちは、パーマをかけた髪にブリーチ施術をするのはあまり

おすすめはいたしませんがどうしても明るくしたい時だってあると思います。

 

今回は高校を卒業し、大学生になったのでカラーをしてみたいとの事で

ご来店くださいました。

 

beforeの状態はこんな感じ、結構根元の方からパーマがかかっていますね。

パーマ毛をブリーチするにあたって気を付けなくてはいけない事と

起きることを上げると

 

・まだ髪の体力がある場合は抜けづらい(ダメージが強い場合は抜けやすいが危険)

・パーマが少し取れてしまう

・ダメージがそれなりにしてしまう

 

こんなところでしょうか、髪の構造を還元させて切り、形を変えてから酸化でくっつけ直す

ということをするので通常の髪の状態とは異なるわけです。

ですので何もしていない髪よりは色が抜けづらいのですがダメージが進んだ髪は別、

かなり早く抜けていきますし切れるのも早いです。

ですので何度もハードなパーマをかけている方にはおすすめ致しません。

 

そしてアルカリ施術をするとパーマは少し取れてしまいます。

美容師はこのことを「パーマがだれる」と呼ぶのですが

ブリーチもアルカリ施術なのでパーマがだれてしまいます。

 

そして薬剤施術をした上に更に薬剤施術をするわけですから

最低限のダメージでは済ませようとはしますがやはりそれなりにダメージすることは

覚悟をしていただかないと施術に入れません。

 

今回はそれをご理解いただいた上で施術に入っていきます。

 

ブリーチをするにあたって気をつけること

さて、カラーこそされていないものの薬剤施術はされているので

ヴァージン毛ではありません、なので通常のパワーでブリーチを作ってしまうと

毛先のダメージが進んだ部分は切れてしまうのでパワーを調整する必要があります。

 

ケアブリーチについての記事でご説明しましたが

プレックス剤、簡単に言うと「酸」です

この酸を3%~5%使うとブリーチ剤のパワーが抑えられるかつ、髪を補強できたり

する優れものなのです。

 

ただ使えば使うほど明るくなりづらくなりますし、材料として安いものではないですから

多用は出来ません。

 

他にも減力する方法はありますが今回はこのプレックス剤を使用していきます。

といっても最初から混ぜるわけではなくそれなりに体力が残ってる

ところは明るくなりづらいので先に通常の力のブリーチで脱色していきます。

そして時間差で毛先をプレックスを混ぜたもので塗っていきます。

 

ブリーチ後の状態はこんな感じ

昨日の投稿の方ほど抜けてはくれていませんが希望はグレーなのでここでストップ。

ここからオンカラーに移っていきます。

 

デザインの入れ方

メッシュデザインが希望で、紫と赤紫使って欲しいとのこと。

メッシュとはハイライトやローライトに分類され、太さがかなり太めの物を指します。

 

マッシュのスタイルなので、ハチより下にある毛には入れません。

また、正面にデザインを持ってきたいとのことなのでフロントからバックにかけて

細くなるようにしていきます。

 

表面にデザインを入れることと、後ろにいくにつれて細くなるようになるように

することを意識してカラーを入れた後の状態がこちら

 

仕上がり

乾かしてアイロンでパーマ風にスタイリングしたものがこちら

右サイド

 

左サイド

 

こんな仕上がりになりました。

赤紫はピンクにかなり近いものを使用し紫はヴァイオレットではなく

パープルのものを使っています。

 

パーマをかけていてもブリーチ、派手髪に出来るので諦めず

どうかご相談ください。

 

下記のLINEから友達登録をしていただいて現在のスタイル、希望のスタイルを

お送りいただければ事前カウンセリングがスタート出来ます。

 

ご相談だけでも大丈夫ですのでお気軽にご相談ください