カラーの残留とダメージ差がある髪をなるべく白に近づける

カラーの残留とダメージ差がある髪をなるべく白に近づける

こんにちは、完全なホワイトカラーはヴァージン毛や抜きっぱなしの

髪からしか出来ず、ブリーチが一度されている場合はダメージ差が少なからず

あるので難易度が上がります。

 

カラーが施されている場合は大体の場合はムラが出来てしまいますが

絶対に出来ないわけではありません。

 

今回はそんなホワイトカラーについての記事を書いていこうと思います。

 

毛先は既に少し白っぽく、中間は根元や毛先より少し明るさが足りず

根元付近は毛先くらいの明るさ。

 

明るさにばらつきがある状態です。

リタッチ幅は2cm弱、ここからなるべく白に近づけたいそうです。

 

そしてイレギュラーな条件として髪がある明るさになるまでが

かなり早いこと。前の美容室で2回のブリーチで明るくしようとした所

一度で済んでしまったそう。

 

いつもなら一度で明るくするためにホイルを使っていくところですが

保温せずとも明るくなってくれそうな上に明るくなるのが早いので

時間のかかるホイルリタッチは不向きと判断したので

フリーハンドのリタッチでやることに。

 

リタッチの様々な方法はこちらの記事に詳しく載っております

 

どんな過程でブリーチしていくのか

 

中間部分は白っぽくするには少し明るさがたりなさそうなので根元だけでなく

この部分も明るくしていきたい所。

 

まずはなるべく早くリタッチ部分を塗り、中間部分に根元が追いついたら

中間部分の塗布に移行。

根元も中間部分も明るくなることが早いとの事前情報は頂いていますが

どれくらい早いかは見当がつきませんし、ダメージするのも

早い可能性があるので薄めに塗布をしていきます。

ただし根元は早めに追いつかせたいので薄く塗り過ぎぬように気をつけます。

 

どれくらい明るくなるのが早いかわからないのでなるべく

目を離さぬようこまめにチェックしていた所

想定よりかなり早かったです。通常30分で明るくなる予定の明るさに

半分の時間の15分の放置時間で明るくなっていました。

 

これには少し焦りましたが明るくなるのが早いだけで

ダメージもそれに伴っていくわけではなかったので一安心。

 

中間部分を塗布して放置していたのですがある一定の明るさになってから

急に普通の速さに戻ったのです。

 

早いことを想定して塗布していたので量が足りないと判断。

すぐに塗り足してまた放置しました。

 

イレギュラーな髪質の方は本当に何が起こるかわからないので

マンツーマン施術でないとお客様は怖いだろうなと感じました。

 

うちのサロンは基本的に全員マンツーマン施術なので

こういった自体にも柔軟に対応しやすいです。

 

黄色みを飛ばしてホワイトに近づけていく

ブリーチが済んだら黄色みを補色の青紫で飛ばしていきます。

今回作るホワイトはシルバーよりの白なので青みを少し強くしたい所。

 

濃いムラサキシャンプーに更に青紫を足したもので黄色みを飛ばしていきます。

 

ブリーチだけで白くなるんじゃないの?と思う方も居ると思うのですが

白くなるまでブリーチで抜くことは可能なですがダメージが相当なものですし

日常生活のダメージで切れてしまう可能性が高くなるので相当髪の毛に

注意を払って生活する必要が出てきてしまうので抜きっぱなしの

白はあまりおすすめできません。

どうしても真っ白にしたいという方はリスクをご説明した上で

ブリーチしますが今回は白くなる手前で止めて、補色で

打ち消していく方向に。

 

仕上がり

そうして出来上がった仕上がりがこちら

色残りが合った部分やダメージの差で全て均一とまでは

出来ませんでしたがなんとか大部分はシルバーっぽいホワイトに。

 

そこまで暗いカラーをしていない場合はここまでは出来るので

一度カラーをしていても諦めずにご相談ください。

 

切れ毛は0、髪質もきちんと艶が出てくれるくらいには健康です。

 

最低限のダメージで明るくしたい方はぜひ下記のLINEから

友だち追加をして現在のスタイルと希望のスタイルをお送りください。

事前カウンセリングがスタートできます。

 

事前にご納得いただけるまでカウンセリングをすることで

当日の不安も少なくなりますし、すぐに施術に入れます。

 

ぜひご活用くださいね