ベースを作った際のカラーの色落ち　色持ちはどのくらい？しないとどれくらい違うの？

こんにちは、先日青色にカラーした方が再来して下さいました。

色落ちの状態がわかりやすかったので記事にしようと思います。

青にした際の工程はコチラに記事にしてあります。

さて前回の仕上がりのお色はこんな感じ

鮮やかに発色していますね。実は初来店時の履歴に差があり残留もそれなり、均一な

明るさには見た目はなっていませんでした。

ですので薄いアルカリカラーで見た目の色を揃えるためにベースメイクをしました。

カラーを載せる前の状態を画用紙に例えた時白い画用紙に載せる青と

青みのシルバーに載せたときでは発色の仕方が違いますよね。

それを狙っているのとアルカリと塩基性では色が発色する場所が違います。

アルカリ→2剤式で酸化重合反応で髪の内部で発色

塩基性→イオン結合で髪の表面に吸着

色持ちの観点から見ても多少長持ちするのと色落ちがベースの見た目を均一にしているので

何もせずに塩基のみのせた場合より綺麗です。

カラー前に慌てて撮影したので塗れた状態で申し訳ないのですがbeforeです

表面のみ毎日アイロンをするそうで色落ちの状態が内側と違うのですが

根元付近のベージュがかったところがアイロン部分、中間の水色っぽいところが内側の毛を

引き出したところです。

普通に過ごしていただければ1ヶ月経過してもこのくらい色が残ってくれていますし

落ちきったとしてもニュートラルなベージュに色落ちしてくれます。

寒色系の染料は分子が小さく熱で壊れやすいのでベージュまで落ちた部分がありますが

普通にドライしたりしている分には水色の状態から更に1ヶ月程度持ってくれます。

もちろんベーズにもよりますがこの方の場合きちんとブリーチをしている上に

髪の体力がまだきちんとあるので色味がよく残ってくれます。

ダメージに配慮したブリーチ、ベースメイク、オンカラーをしているからこその

色落ち、色持ちです。

僕の所へ足を運んでいただいたお客様はペールトーンなどの薄い色味でない限り色がそれなりに

持ち、色落ちも嫌な落ち方をしなかったと仰って下さいます。

（来店周期が伸びてしまうのが悩みですが）

仕上がりは別の記事に書かさせていただきます。

色落ちまで考えたカラー、ぜひ僕に任せてくださいませんか？

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