多毛のうねり癖がある方でも丸く収まるボブスタイル
- 2021.04.29
- ヘアスタイルについて
- ボブ, 似合わせカット
こんにちは、うねり癖があるとロングで居たほうが広がりづらいので楽だから
伸ばしているという方は少なくないかと思います。
矯正をかけるにも髪質が気になってかけるのをためらい結局かけておらず
ボブにしたいけど多毛で収まってくれるか分からないという悩みをお持ちのお客様が
ご来店してくださいました。
beforeはこんな感じ
中間部分から若干のうねりがあり、かなりの多毛さんです。
矯正をかけるのが最適解な気もしますがカットでうまいこと収めてほしいとのお客様の
要望ですのでそうしていきます。
希望のスタイルは後ろのラインは首の真ん中辺りから始まり、
前下がりのラインで鎖骨のあたりが終点になる前下りボブがご希望です。
うねる癖があるのであまりクシで引っ張らずにすることと
一度癖と反対の方向にとかしてからその後にラインを揃えるようにカットしていきます。
内側が短くなるようカットし、空間をつくるようにしていきます
そうすることで髪が多少収まりやすくなってくれます。
一度ドライをしてラインの微調整。ここから毛量と質感の調整に入ります。
重たいスタイルなので表面から減らしすぎてしまうと毛羽立ちが出てきてしまいますのであまり
減らしすぎないように。
かといって内側を根元からガツガツと減らすと伸びてきたときに広がりの原因になってしまいます。
根元から少し間を空けたところから梳きバサミをいれ、ハサミの入れ方も横に引き出して
まっすぐハサミをいれて量を取ったりはしません。
縦に髪を引き出し、下が少し長くなるようにハサミを入れていきます。
頭を半分に分けた時の下半分はそのようにハサミを入れます。
上半分は被さったときに髪を収めるように被さってほしいので上が長くなるように。
そうすると頭の丸みが1番ある後頭骨（後ろ頭の出っ張っている骨）の部分が1番短い毛が集まる部分に
なるので空間が生まれ、ストンと収まってくれやすくなります。
しかしこのままだと毛先が真っ直ぐすぎて重たく見えたままです。
なので髪の表面の毛にだけ軽くレイヤー（段）を入れてあげます、そうすることで
毛先に少しだけ動きがつくので重たすぎる印象を取り去ってくれます。
梳きバサミだけではこの毛量、スタイルだと少し硬い仕上がりになってしまうので
毛先に通常のハサミで質感を入れていきます。
そうして出来上がったスタイルがこちら
左から見たお写真
右から見たお写真
軽くブローしただけの仕上がりとなっています。お家で1人でアイロンをするだけでも十分再現
出来ますし、オイル等でスタイリングしてあげれば短い毛が出てきてしまうこともありません。
また、耳の後ろあたりだけ少し軽さが出るようにカット、毛量調整をしていますので
こんな風に耳にかけても膨らみすぎません。
また、頭の上半分はハサミを滑らすようにカットし、髪の長短をつけて
空間を作りながら先細るようにカットしているので
表面だけ巻いてあげても可愛いです。
ただのボブに切るだけでは面白みに欠けますから耳にかけてあげたり
少し巻いてあげたりとスタイリングの幅がなるべく増えるように
カットすることを心がけております。
ロングからバッサリとカットしたので印象がかなり変わりましたが
違和感をおぼえることもなく喜んでいただけたのでコチラも安心いたしました。
骨格やお顔の印象、服装に似合わせるカットも得意としていますので
自分に似合うスタイルがいまいちわからない方はぜひご相談下さい。
他のスタイルはコチラからご覧になれます
下記のラインから現在のスタイルをお送りいただければおおよその診断は
出来ますので、ぜひご利用下さい！
もちろん直接来ていただいて実際に頭を触ったりお顔を見させていただいて
カウンセリングすることも出来ます、ホットペッパーからカウンセリングのみの
メニューもご用意していますのでごらんくださいませ。
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