話題のイルミナカラー、知らずに染め続けると髪が傷んで大変なことに…

話題のイルミナカラー、知らずに染め続けると髪が傷んで大変なことに…

こんにちは、数年前に登場したカラー剤のイルミナカラー。

今でも多くの支持を得ているこのカラー剤。

 

薬剤の特性さえ理解していればとてもきれいな発色をしてくれる優秀な薬剤なのですが

使い所を間違えると髪を危険に晒すこともあります。

 

今日はそんな高アルカリカラーについての記事を書いていこうと思います

 

 

 

使い方さえ間違えなければとっても優秀な薬剤である「高アルカリ」と呼ばれる

薬剤は基本的には良い方向に働きます

 

・暗い髪でもきちんと色が発色してくれる

→カラー剤には色素の他に髪を明るくする成分が入っているのですが

それが多く含まれているため暗い髪でもきちんと発色してくれます

 

・地毛もきちんと明るくしてくれる

→元の髪を明るくして色味がよく分かるように染まる処方なので

光に当てたときに透明感や艶感が出てくれます

 

なので初めて髪を染める方にはおすすめできる薬剤です。

他に同じような処方のカラー剤は「THROW」や「アディクシー」というカラー剤が出ています。

 

髪の毛の上で色が発色するためには髪の中のメラニン色素を

脱色しなくてはいけません。

 

入れた色味が元の髪色に負けてしまうからです。

極端な話白い髪には何を塗っても必ず発色してくれますし

黒髪には色味だけ載せても色がよくわかりません。

 

これらのカラー剤は髪を脱色する作用が従来と比べて強いので

下地のメラニンを削った上で色素を入れることが出来、結果綺麗に発色するのです。

 

色落ちも黒髪からなら綺麗なブラウンになってくれますし、

色素が減った分光が通るので透明感やツヤ感に繋がります。

 

デメリットや注意点

このようなメリットがある高アルカリカラー、このメリットが

使う場面を間違えると大変なことになってしまうので注意が必要です

 

・髪へのダメージが大きい

髪の毛のメラニンを多く削るパワーをもつ高アルカリカラーは従来のものよりも

ダメージするのは仕方のないことです。

 

反応時の微量の金属爆発をキレート剤(金属封鎖剤)で抑えたりなどの

処方こそされているものの、使用感としてダメージはやはり従来よりもしている

感じが触ったときにあります。

 

ですから綺麗に色が入るからと言って使い続けると、これ以上下地の明るさを

明るくする必要がないのに黒髪のときと同じパワーで髪に作用することに

なるので髪が複数回ブリーチされたような質感になってしまいます。

 

傷みきった髪はアルカリカラーでは発色してくれない場合もあるので

注意が必要です。

 

・色落ちが従来のものより速い

下地を削りながら色を入れるので色味を入れることに重きをおいた

カラー剤よりは色持ちが悪いです。

 

ダメージもそれなりにするので色が流失するのも仕方のないことです。

ブリーチカラーが通常の髪にカラーした時より色落ちが速いのと同じですね。

 

どういう人におすすめ?

 

これらを踏まえた上でおすすめをするのであれば

・初めて〜2回目のカラーをする人

・ブリーチした時程の明るさはいらないけどカラー剤で出来る最大限の明るさが欲しい方

・ブリーチ無しで透明感と綺麗な色味が欲しい方

 

こういった方にイルミナをはじめとした高アルカリカラーはおすすめです。

 

あまり詳しく商材について調べずにメーカーの言葉だけで説明する美容師さんには

「傷みが少なくて透明感と艶のある高発色カラーが出来ますよ」

と言われるかもしれませんが

「高アルカリカラーは傷みます」

そのまま使ったならこれは絶対です。

 

あまり鵜呑みにしすぎないようにしましょう。

 

とはいえ良いカラー剤ではあるので、注意点を踏まえた上で

美容室に行きましょう

 

 

まとめ

ダメージ少なく綺麗に高発色!というカラー剤は残念ながらまだありません。

 

ですがカラーをする際の薬剤の強さの調製や、カラー後の処理で

それに近いことをすることが出来ます。

 

希望のカラーをするために必要な明るさまで最低限で施術することが

出来る美容師さんに巡り合うのはなかなか大変です。

 

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