度重なるセルフカラーでムラだらけの髪をカラーだけで改善しました

度重なるセルフカラーでムラだらけの髪をカラーだけで改善しました

こんにちは、前回セルフカラーで村になってしまった方の記事を

ご紹介しましたがカラーだけでなるべく直したいとのオーダーを受けたので

その施術内容について今回は書いていこうと思います。

 

前回の記事はこちらです

 

前回記事にて述べていますが見ていない方のために再度

確認をしていこうと思います。

・地毛

・トーンアップ部分

・黒染めが複数回された部分

・黒染めのダメージが蓄積され赤くなってしまっているところ

 

4つの状態の髪が混在しており使用したカラー剤も覚えていない

のでイレギュラーが起こりうる状態。

中間部分は沈んでいて黒くなってしまっている

 

簡単にまとめただけでもこんなに長くなってしまいました。

どれだけ大変な状態かなんとなくおわかりいただけるでしょうか

それをワンカラーだけでなるべくなんとかしなくてはいけないのですから

カウンセリングでどれだけ大変なことかをご説明する必要があります。

 

カウンセリング

今までの履歴は公式ラインにて事前にカウンセリングを

済ませているので上記の内容を改めて確認していくところから

始まります。黒染めの危険性についてはもう一度

確認しなくてはいけませんからご説明していきます。

 

黒染めには赤い染料が多量に含まれていることが多く

その染料はブリーチですら取れないことが多いです。

参考画像としてはらさせていただきます。

根本は普通に明るくなっていますが黒染めがされている部分は

赤茶になってしまっています。

 

アルカリカラーの黒染めは例外なくすべてこの状態になります。

サロンで染めてもセルフで染めてもです。

 

ブリーチですらここまでしか抜けないことがほとんどなので

カラー剤のトーンアップでは到底見た目に変化は起きません。

 

そのことをお伝えした上で希望をお伺いしていきます。

赤みを抑えたダークブラウンのカラーにしたいそうです。

 

ここには最も明るくなるカラー剤を使用していきます。

そして中間部分はそれに合わせて暗くなるような薬剤を使用します、

根本は地毛のままでも正直大丈夫そうですがリタッチ時に

大変になることを防ぐために一緒に染めていきます。

最低でも3種の薬剤での塗り分けが必要となるわけです。

ワントーンにするなら通常は4種ですが

毛先は明るくなる見込みが殆どないので

黒染めで沈んだ部分と同じ薬剤を使用します。

 

仕上がり

毛先の部分はダメージの兼ね合いと染料の沈み方の影響で

このくらいが限界でした。

赤みも黒染めほど多量に含まれたものを複数回使用しているので

取り切ることは出来ません。

 

それはカウンセリングでお伝えしていたのでそこまで

気にはなされていないようでした。

 

全体のお写真はこちら

髪に残った染料のせいか直接光があたっていないと中間は暗く

見えてしまいます、先程の手に髪を手に載せたときの明るさほどは

あるのですが室内では少し暗く見えてしまいます。

 

染料の残り方の予測は正直予測が難しいので

その点も事前にお伝えさせていただいていました。

 

まとめ

ワンカラーでここまでのセルフカラーは希望を聞きながら

直すには今の僕にはこれが限界でした。

 

まだまだ課題が残る部分でしたがセルフカラーの

ムラをきちんと直したい方はなるべくメニューをこちらに任せて

いただけるともう少し直し方の幅が出るので

料金は高くなりますがそちらのほうが今後は良いかと思います。

 

安価で手の出しやすいセルフカラーですが直す際は

普通に染めるよりも高くつきますし、何より

時間がかかる上に綺麗には治りきりません。

 

セルフカラーは絶対にやめましょう。

 

やってしまった方で直したいかたは

 

下記のLINEから

友だち追加をして現在のスタイルと希望のスタイルをお送りください。

事前カウンセリングがスタートできます。

 

事前にご納得いただけるまでカウンセリングをすることで

当日の不安も少なくなりますし、すぐに施術に入れます。

 

ぜひご活用くださいね