4色をランダムっぽくなるように配置したインナーカラー

4色をランダムっぽくなるように配置したインナーカラー

こんにちは、今まで何度かインナーカラーについての記事をかかさせていただきましたが

いずれも色落ちまで考え次にデザインをガラッと変える場合でも

大きな影響は出ないように染めています。

 

今回ご紹介するのは1ヶ月半に一度のペースで配色や使用色を

ガラッと変える方がありがたいことにまたご来店してくださったので

そのデザインについて書いていこうと思います。

 

前回のカラーについての記事はこちらをご参照ください

 

前回はこのようなカラーをランダム感が出るよう配置しました

その色落ちがこちら

これはこれでパステルっぽくて可愛いのですが中間部分に居る当店に

来る前のカラーが残ってしまっているのでデザインとして気になってしまうのです。

 

回数を分けて最大限髪に負荷をかけぬよう、切れない範囲でブリーチした明るさなので

これを無理に抜くことはせず、綺麗に色落ちする部分を伸ばしていきましょうということに

なりましたので今回も残留を考慮し、活かすカラーをしていくことにしました。

 

ハーフアップにしたりとアレンジをしてインナーカラーがよく見える

スタイリングをする方なのでリタッチをすることに。

 

ホイルを使って既に染まった部分や

上の部分の根本についたりしないよう丁寧にブリーチをして

毛先の明るさに合わせます。

 

ランダム感を演出するオンカラー

そうしてリタッチが終わり、ランダム感が出るようにオンカラーをしていきます。

塗り納めはこんな感じ

根本の黒の所は地肌にベタっと付けずに塗布しているためです。

次のリタッチの安全性が増すのと頭皮が痛くなりません。

 

オンカラーの話に戻ります。

色の重なりではなく根元部分に注目すると

三角形になっているところと

四角形のベースで取られているところが混在しているのですが

大事なのは形ではなく太さです。

 

これを双方で変えることでランダム感を出しています。

 

そして配色の仕方はというとベースを1マスと言う味方をしたときに

2マス以上離れるように配置しています。

 

これによりより一層ランダム感を出すこと出来ます。

 

仕上がり

そうしてできた仕上がりがこちら

めくった様子はこんな感じ、根本から狙って出そうとした色

中間のくすみを考慮した色

毛先のダメージによる薄まりを考慮した色

となっています。

 

上の色が下とぴったり重ならないように作っているので

まっすぐ〜外ハネにしても色味がたくさんあるように見えます。

 

巻いてあげるとこれらが綺麗に折り重なりランダム感のある束がたくさんできるわけです

 

反対サイドから見た様子、2枚目の写真とも少し感じが変わったように

見えますよね。これは配置のおかげです。

 

使った色味は4色だけなのにこんなにも多く見えるのは

履歴の違いを生かしているからです。

 

自分がリタッチをした上に落ちやすい染料のみを使用した部分

アルカリカラーの残留が残った部分

ダメージで色が薄まる部分

 

この3つの状態の異なる毛ごとに3つの明度差の

4色が縦のグラデーションで入るので

12色の色が認識されるのです。

 

これはきれいなベースでは塗り分けなくては作れません。

 

残留を活かすというのはこういうことだと僕は考えています

 

まとめ

いかがだったでしょうか、頭の半分のみで残留もある髪でも

毎回違うデザイン、配色に出来るほど髪のデザインは

無限にあるのです。

 

色残りの少ないカラーと確かなリタッチ技術さえあれば

毎回違うデザインを楽しみながら髪を伸ばしていくことが出来ます。

 

あなたの事を最大限考えた上で作るカラー、僕に任せていただけませんか?

 

 

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