ボブ×ホワイトブロンド ブリーチ1回でツヤのあるホワイトブロンドに!
こんにちは。僕は作るデザイン柄ハイトーン領域の仕事をすることがカラーの際はほとんどなのですが、その中でもとりわけ難しいのがブロンドとホワイトです。
ブロンドは基本的に抜きっぱなしですし、ホワイトに関しては黄色みを飛ばすだけなのでどちらもブリーチの技術が100%反映されるため難しいのです。
いや、難しいというよりごまかしが全く効かないんですね。
今日はそんな高難易度の施術について今日は書いていこうと思います。
この記事はこんな方にオススメ
・ブリーチをしててもツヤが欲しい方
・少ないブリーチ回数で綺麗な抜きっぱなしブロンドにしたい方
・リタッチ幅を綺麗に繋げる人を探している方
前回はホワイト、今回はブロンド
さて、お客様のBeforeの状態から書いていこうと思います。
前回の仕上がりはこんな感じです。
若干パープル味を帯びたホワイトになってくれています。
この色にするための工程を書いたブログはこちらから
そして2ヶ月後の状態がこちら
ホワイトブロンドに色が落ちています。紫シャンプーの使用でホワイトにできそうですが、今回はこの色のまま次回まで過ごしたいとのことでしばらく使用を控えていたそうです。
ホワイトにもブロンドにも出来るような明るさはかなり高難易度ですが、リタッチの周期としては適切な期間の範囲内なので綺麗に繋ぐことはできそうです。
アルミホイルを使用して丁寧にリタッチ
地毛以外の部分は既にかなり明るいので、地毛を同じ明るさに出来るような薬剤が付着したらその部分は切れてしまいます。
なので薬剤がつかないように塗っていきたいのですが、普通に塗ってしまうと頭は球体なので髪が重なっていくとどうしてもつけたくない部分につけてしまうことになります。
そこで使用するのがアルミホイル。これで塗った部分を挟んで塗り重ねていくと塗りたい部分にのみ薬剤をつける事ができますし保温性があるので薬剤が効率よく反応してくれます。
ブリーチ一回で繋げるにはうってつけのリタッチ方法なんですね。
その方法で塗り収めた状態がこちら
毎回100枚ちょっとくらいホイル使うんですよね、これ。時間と手間はかかりますがこれが最も綺麗に抜けるので採用しています。
この状態でじっくり時間を置いて緩やかに明るくしていき、髪になるべく負担のないように明るくしていきます。
そうして時間が来たらお流しに入ります。
お流しが終了した直後がこんな感じです。濡れた髪の状態が最も色のムラが分かる状態なのですが、写真からはさほど差もなくきちんと繋がっているのが見て取れるかと思います。
ブリーチの際は中の成分が流れ出てしまったり、傷ついてしまうのでそれを補充・補強していきます。
特に抜きっぱなしの場合は中に染料も入れないのでここを怠るとバサッとした質感になる上に、日頃の生活で更にダメージが重なるので継続不能になってしまうことがあります。
内部をしっかりと補強して綺麗なホワイトブロンドに!
そうして内部補強を終えた仕上がりはこんな感じです。
バック
右サイド
左サイド
MENU:ホワイトブリーチ¥11,000
トリートメント¥3,300
どの角度から見ても綺麗に繋がっているのがおわかりいただけるかと思います。工程の説明からも分かる通り、ブリーチは一回しかしていません。
加えてここまで明るくすることで髪がバサついたりして、手触りが悪くなるというイメージがある方もいるかと思いますがそれは美容師のブリーチのやり方次第です。
悪天候のため自然光で撮影することが叶わなかったのですが、自然光ではより透明感と艶が出ます。
まとめ
ブリーチ一回で前の同じトーンで繋げる事が出来る事がおわかりいただけたでしょうか?
同じ明るさにするまでに余計にダメージさせる工程が挟まれば、質感は悪くなりますし最悪の場合毛が切れてしまいます。
不必要に加温したり、短時間で明るくなるような薬剤を使用したりと原因は様々ですがそういった工程は踏まずに明るく出来るような方法を取ることを心がけています。
もちろん加温したり短時間で明るくすることを否定するつもりはありません、ある程度のクオリティで早く仕上げることを求めている方も大勢いらっしゃるでしょうから。
僕の場合はある程度お時間をいただく代わりに、ほぼ質感を損なわないような仕上がりにする。というスタンスなのでツヤのあるハイトーンを継続していきたい方はぜひ僕に任せていただきたいです。
もちろんどんな髪質や履歴の方でも出来るわけではありませんが、なるべくご希望を叶えられるよう尽力させていただくのでご相談だけでもお気軽にご連絡ください。
冒頭のリンクか下記のリンクから僕の公式ライン
を友だち追加して簡単にメッセージを
送ることが出来ます。
現在の状態がわかるお写真とご希望のスタイルを
お送りいただいたあとに髪に残っているであろう
施術の履歴をできるだけ多く文に
起こしていただいて送っていただければ
事前カウンセリングが開始できます。
事前に状態を確認することで当日
出来ません、となってしまうこともありませんし
納得行くまでお話することで当日までの
不安と施術に入るまでの時間を
減らすことが出来ます。
ご相談だけでも大歓迎なので
ぜひご活用くださいね。
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