前回と同じ色にしたいのにならなかった…→ひと手間加えるだけで再現度が上がります！【ロング×ブルー】

こんにちは、前回の色がとても気に入っていたから

今回も同じカラーにしたかったのになんだか

前回と違う気がする…

そういったことはハイトーンだと割と起きがちです。

ダメージも残留もしてくるので前回と同じに

するのって結構難しかったりするんです。

ただ1工夫するだけで再現度はかなり上がります

今回はまさにハイトーンで前回と同じカラーに

してほしいとオーダーしてくださった

お客様の様子を書いていこうと思います。

来店時の髪の状態はこんな感じ

右サイド

左サイド

淡いターコイズのような色になっていますね。

はじめの状態から考えるととても

きれいに色落ちするようなベースに

作れたなと感じます

ムラが大変だったのをここまで直したときの記事が

こちらになります

ミザのヘアカタ

2021.06.10

ロング×ブルー　セルフカラーの複雑な履歴...どこまで直る？

https://miza-hairdesign-noah.jp/2021/06/10/post-975

こんにちは、こちらは前回記事の続きです。まだお読みになっていない方はこちらのリンクをクリック前回はセルフカラーは完全に元通りには出来ないということとなるべく直した例を書かせせていただきました。 今回はそのなるべく直したベースからデザインに落とし込むまでを書かさせていただきます 前回のベースの振り返り前回はムラになったベースをなるべく直したところまで書きましたその状態がこちら まとめると・沈んだ部分は最大限明るくなるように攻める・ダメージのひどい部分は沈んだ部分となるべく合うように...

仕上がりはこんな感じでした

これと同じにしたいのだなというのが

記録をきちんとつけているとすぐわかります。

お客様向けの記事なのに申し訳ないのですが

最も前回と全く同じカラーにしていく上で

大事なのが「美容師さんのカルテ管理」です。

カルテとはお客様の情報をまとめたもので

お医者さんがつけているカルテと目的は

同じだと思ってください。

スタイルや使っているカラー剤から

お話した内容、工程まで書く人もいれば

お名前と年代だけ書き留めている

方もいるのですが、その場合だと

多く顧客様を抱えている方の場合

前回のカラーで何を使用したか

パッと出てこないことも珍しくありません。

ただ「カルテをつけてください」なんて

言うのはかなりハードルが高いので

仕上がりの写真を無加工で

撮影しておいて次回見せると

良いでしょう。

僕は毎回何を使用したか、配置は

どうしたかを日誌に書いているので

全く同じにしてくれと言われれば

大体一緒にします。

工夫といえば工夫ですし

当たり前と言われれば当たり前なのですが

僕がこういったケースのとき気をつけているのが

全く同じ工程をたどること

同じにするんだから当たり前じゃん？

と思われるかもしれませんが新しく

生えてきた部分はブリーチでの操作が

しやすいため前回より少ない

工程で見た目が同じになるように

作ることが出来てしまうのです。

それをせずにあえて全く同じ工程を

取ることを僕は工夫と捉えています。

前回のベースは様々な履歴のせいで

ここまでが限界の明るさになっています。

ただ今回は新生部なのでこれよりも

明るくすることは容易です。

でもあえて同じで止めるのです

そして前回は下地の明るさにまだ

バラつきがあったのでベースを

整えるためのカラーをしました。

この下地作りのおかげであの明るさでも

前回のような色に出来たのです。

今回もこれと同じことをします

そうして出来上がった色味がこちら

冒頭に載せた写真と全く同じになりました。

強いて違うところを挙げるなら

カットをしたので毛先の傷みきって

淡いブルーになっていた部分が

なくなったくらいです。

同じ工程を踏むことで起こる最も

大きな利点は色落ちまでおなじになること。

下地を明るくしてその場は同じ、なんてことも

できるのですが色落ちに少し差が生じます。

色落ちを見て気に入って前回と同じで

といってくださった可能性があることも

考えるとやはり手間ですが同じ工程を

踏んだほうが確実にご満足

いただけると思うのです。

美容師目線でしかないのですが

ここまで僕はこだわり、考えることに

努めています。

多くの美容師さんが

いる中で僕を選んでくれるからには

なにか違いを感じ取ってくれたのでしょうし、

その違いが言葉に出来なくとも

こちらに伝えられなくとも

こういったところに良さを覚えて

くれているのだろうと思っています。

他店の方がやったものを見せられた時も

そうですが自身が作ったものを

再現してくれと言われた際は

必ず100点を出したいと思っています。

そのためのカルテ記入ですからね。

髪をずっと任せてくださるお客様には

安心してこれからも任せてもらえるよう

これからも成長していきたいと思うばかりです。

冒頭のリンクか固定ページから僕の公式ライン

を友だち追加して簡単にメッセージを

送ることが出来ます。

現在の状態がわかるお写真とご希望のスタイルを

お送りいただいたあとに髪に残っているであろう

施術の履歴をできるだけ多く文に

起こしていただいて送っていただければ

事前カウンセリングが開始できます。

事前に状態を確認することで当日

出来ません、となってしまうこともありませんし

納得行くまでお話することで当日までの

不安と施術に入るまでの時間を

減らすことが出来ます。

ご相談だけでも大歓迎なので

ぜひご活用くださいね。