ブリーチなしでも艶と透明感のあるカラーにしたい方へ、アンダーレベルと透明感の関係性

ブリーチなしでも艶と透明感のあるカラーにしたい方へ、アンダーレベルと透明感の関係性

こんにちは、今日はブリーチなしでも明るく透明感のあるツヤツヤなオールシーズンを通して

おすすめ出来るカラーをご紹介致します。

そもそも僕達が感じる「透明感」というものの正体は「髪の毛の光の透過率」が高い状態を指します。

この透過率、一体どうすれば上がるの?という疑問を持っている方も多いでしょう、簡単にご説明すると

髪の中のメラニンやカラーの強い残留色素が少なくなればなるほど、光が髪を通過するとき遮るものが

ないので透過率は上がります。極端な例を上げるならば

こちらのレベルスケールの20レベル。ほぼほぼ色素が抜け、白っぽい状態ですとカラーを載せる下地に

邪魔をするものがほとんどないので大抵のカラーを普通にしても勝手に透明感が出てくれます。

反対に1番暗いレベルではこれ以上明るいカラーは載りませんし透明感も出づらいです。

ただここまで色を抜くにはブリーチは避けて通れませんし、ケアしながらブリーチをしてもある程度の

ダメージは覚悟しなくてはいけません。

 

「ツヤ」と「透明感」を両立させるにはメラニン色素を欲しい透明感に合わせて壊しつつ

不必要なダメージは極力させないという微妙な加減が必要です。

昨今はカラー剤の研究が進み、各メーカーさんから優秀なカラー剤が多く出ており

透明感自体を出すことはさほど難しくなくなってきています。

しかし、ダメージの面でいうとそこはまだ施術の間の処理など美容師の腕と知識にかかっている部分が

あることは否定しきれないと僕は考えています。

 

透明感を出すにあたってダメージはどれくらい?

「イルミナカラー」や「THROWカラー」は皆様も耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

一度のカラーで透明感を出す、という点においては従来のカラー剤より優れているのは感じます。

しかしながらダメージという点ではダメージが少ないと謳うには少し… と個人的に感じました。

 

どちらのカラー剤もメラニンを脱色しながらカラーする。という点が優秀で透明感を出しつつ発色させる

ことが出来るので一度のカラーで色味が感じやすい素敵なカラーにとなるわけです。

 

脱色する力が優れているということは従来の薬剤よりも反応が強いとも言い換えられます。

そのせいでダメージが色落ちとともに感じられるようになってくるのです。

 

イルミナカラーを繰り返し使用したせいで髪がボロボロに

なってしまったという話もちらほら聞きますので

ある程度まで明るさを挙げられたなら色味に比重をおいたカラー剤を

選択することをおすすめします。

ダメージを抑えつつ透明感を出すことは出来る?

メラニンを壊す力が強いカラー剤、色素を多く含んだ薬剤、目標とする明度の薬剤

この3つのカラー剤の比率を変え目的とする透明感、質感、色味をととのえながら

カラーの途中でどうしても流失してしまう髪の内容成分を補充し、

出て行きづらいような工夫を施しその上でコーティングをしてあげる。

 

ざっくりとした説明ですがおおまかな流れはこんな感じです。

髪質は1人1人違うので明度、色相、質感を希望通り

作るには既存の薬剤を自分で混ぜあわせるほかありません。

 

実際の染まり上がりはこんな感じ

 

余談ですが薬剤のパワーをいじって

染めているので白髪にも対応できます、白髪は元々透過率がかなり高いので白髪染めで潰すように塗った時とは

違いナチュラルな質感で仕上がるのでこちらにシフトしていくのが良いかと思います。

白髪染めは暗く仕上げようが明るく仕上げようが同じくらい痛みますしね。

詳しい記事はこちらに書いております

まとめ

こういった工程を踏んでトップに貼ったような透明感と艶のある質感を両立させながら仕上げることが可能に

なります。ブリーチはせずに透明感とツヤ感どちらも欲しい!という方、それを諦めていた方。

一度僕にまかせていただけませんか?

 

下記のリンクから簡単に友だち追加が出来ます。

現在の状態と希望のスタイルをお送りいただき

それを踏まえた上で最善の方法を一緒に考えていく

事前カウンセリングを行っておりますので

ぜひご活用くださいね