取れかけのパーマを伸ばして丸く収まるボブに

取れかけのパーマを伸ばして丸く収まるボブに

こんにちは、今回ご紹介する方は襟足の部分に生え癖があり伸ばし途中なのに

膨らんでしまってセットが大変だったためパーマをかけていたそうです。

 

しかしやっぱりストレートでまとめてもらいたいとのことでご来店下さいました。

薬剤の塗り途中でbeforeを撮っていないことを思い出し

急いで撮影しました

 

こんな感じでした、少しわかりにくいですが中間から取れかけのウェーブが見て取れるでしょうか。

元の毛は癖毛ではないのでパーマ部分のみ還元させていきます。

粗切りを済ませてから薬剤を塗布していきます。

毛先のウェーブのみ残し丸みをもたせ中間部分はまっすぐになるよう薬剤を塗り分けます。

 

薬を塗ってから20分放置、きちんと薬が効いている事を確認して

お流しに入ります。

 

シャンプー台では倒れていただいたときにクッションに頭は付けず後ろから先にお流しします。

根元が折れたりすることを防ぐためです。

 

髪の毛がアルカリでヌルヌルしているのが取れるまできちんと水洗していきます

その後、1剤の働きを弱める処理や油分の補充を済ませてお席にご案内。

 

ドライをして綺麗にブローをしていきます、綺麗に収まっている状態に

しておくとアイロンがかけやすいです。

 

きちんと髪を適切に引っぱってアイロンを入れるためにブラシで挟みながら

アイロンを通していきます。

アイロンを通すときに自然に毛先に丸みが出るよう通していきます。

毛先には中間部分よりも力の弱い薬を付けているので元のカールを活かしながら

中間はしっかりとパーマを落とし、毛先には丸みが少し残るように仕上がればなと思いながら

矯正していました。

 

その後固定をするために還元させた状態の髪を酸化させて固定します。

2液を付けてから10分ほど放置。お流しをしたあとに

髪に補充した内容成分が出て行きにくいようにコーティングをかけます。

 

縮毛矯正は薬剤施術なのでもちろんダメージはしますが見た目や手触りが傷んだように

感じないようなるべく工夫をさせていただいております。

 

仕上がりはこんな感じ

きちんとパーマ部分は落ちて真っ直ぐになり襟足の生え癖があってもきちんと

収まっています。丸みもうまいこと残ってくれました。

首に沿うようにカットをしているのと癖の向きに対応するように

クシを通してカットを進めたりしているので収まってくれています。

 

こういった生え癖は刈ってしまうのがお互い一番楽なのですが

1年後に成人式を控えているとのことなのでそれはせずに収まるように尽力させていただきました。

 

量はパーマをかけた際にボリュームが出すぎないようにするためなのか少し

多めに量が梳かれていたので重たさがきちんと出るように毛先をぼかし過ぎにように

切りっぱなし感を首の部分に作り、後頭部には丸みをもたせてあげました。

 

さて、ツヤ感はというと

ご覧の通り綺麗なツヤ感とサラッとした質感が両立できています。

パーマや黒染めなどを繰り返した髪には見えない質感になり、

「こんなに綺麗になってるんですか!」と驚いてくださいました。

 

髪の毛はそうすぐには変えられませんから美容師の責任は重大。

その分喜んでいただけるととても嬉しいので、やりがいのある仕事だなぁと感じます

 

看護学生さんなので次の実習時にはまた暗くしなくては行けないとのことで

「またそのときに来ます」と仰っていただけました。

 

その時もご満足いただけるように仕上げ無くては、と身が引き締まります。

全身全霊で向き合わさせていただきますので

髪に悩みのある方はぜひご連絡下さいませ。

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