青っぽいシルバーとその色落ち

こんにちは、ブリーチカラーで人気のシルバーには

様々な種類がありInstagramなどで多くの投稿を

見かけますがその色落ちはどんな風に落ちるのか

どれくらいの期間で落ちるのかを本日は書いていこうと思います。

ブリーチ1回で17.5レベルのベースを作ります。

シルバーを作るにあたって僕は17.5レベル~18.5レベルの間で色を作ることを心掛けています。

シルバーとは色味はあまり感じられない光沢のある無彩色のことだと僕は捉えています。

光沢のない無彩色はグレーに見える事があります

そして無彩色を作る上で17レベルまでの明るさだと明るさが足りなく濁ってしまい透明感、光沢が失われ濁ったように見えてしまったり濃いグレーに見えてしまいます。

逆に18.5レベルより明るいベースだとアルカリカラーでオンカラーをすると色味が濃く出てしまいやすかったりと調整が難しく、仮に載っても色の特性上

色落ちがかなり早いので色持ちが悪いです

色持ちもそこそこで綺麗な発色をさせるためには

17.5レベル~18.5レベル程のベースがちょうど良いのです。

特例として19レベルまでのホワイト領域に明るくしほとんど白のような青みを感じるシルバーを

作る場合もありますがあまりオーダーされる事が無いので今回はそちらには触れずに置こうと思います

さてそれらを踏まえた上で今回作った色味についてご説明させていただきます

サロン内で撮影するのを忘れたのでお客様から送っていただいたafterの写真を載せさせていただきます

室内の照明でこれくらいの発色です。

今回のベースは17.5レベルとシルバーを作る上では低めの明るさの設定となっています。

ダメージが少し気になる事と色落ちがベージュっぽく落ちて欲しいとの事だったのでそこまで上げていません。

ベースと色落ちの関係性は深いので色落ちまで

指定をされている場合は気をつけましょう。

17.5~18.5レベルまでの色落ちのイメージを記載しておきます。

17.5レベル 濃いシルバー

色落ち:少し黄色味の強いベージュ

18レベル シンプルなシルバー

色落ち:ニュートラルなベージュ

18.5レベル 透明感のあるシルバー

少し色残り感のある薄黄色

自分の希望に合った色落ちに合わせてオーダーしても良いですし、狙った色を出してもらうための指標にしてみてください。

今回染めた方の色落ちはこんな感じです。

2ヶ月後、紫シャンプー未使用の色味です

この状態でも出来る色味も沢山ありますしカラーチェンジも容易なので初めて染める色として

シルバーはかなりオススメです。

全頭のカラーも可愛いですがバレイヤージュや

エアタッチでも可愛い色味です。

無彩色なので履歴が複雑な場合はできない可能性も出てきますので事前カウンセリングをおすすめ致します。

過去2年間髪の履歴(ロングの場合は髪に残っていると思われる履歴)をお教え頂きその上で希望の画像をお送りいただければ事前カウンセリングが出来ます。

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