ボブでも耳にかけても重くならない!ある部分を削っています

ボブでも耳にかけても重くならない!ある部分を削っています

こんにちは、今も昔も流行が変わりこそしてもなくならない

定番スタイルのボブ。

綺麗な丸みが特徴なこのヘアスタイル、丸みをもたせたことによる

なやみとして多く聞くのが「耳にかけると膨らむ」です。

 

今回の記事では耳にかけても膨らみにくいようなスタイルにするにはどう頼めば

良いかをご説明していきます。

 

ボブのスタイルとは球状の頭から生えている毛髪を均一な丸みを

持たせてカットするスタイルです。

 

髪が自然に落ちた時量による厚みに差がないようにカットするのが一般的です。

しかし均一な量になった髪を耳にかける、結ぶなどして別の場所へ

動かした場合耳前はスッキリしますが耳裏にはそこにあった毛が密集するわけですから

当然量が増えて膨らみます。

 

これが髪の毛を耳にかけると膨らんでしまう原因なのです。

 

じゃあどうしたら耳にかけてもまとまるようなボブになるのでしょう。

 

髪の”ある部分”を削る

耳裏に持ってくることを念頭においてカットをしなくてはいけません。

 

均一な量にして膨らんでしまうのであれば、持ってくる位置によって不均一に

すればよいのです。

 

といっても前の方の髪を薄くしすぎてしまうと

お顔周りに髪が与える影響が少なくなってしまいます。

 

そうなると耳裏の毛量を調整するという選択を

することになります。

 

毎回耳にかけるわけではない方のほうが大多数だと思いますので

基本的なスタイルとしては表面上量が均一なように見えなくてはいけません。

 

ですから髪の表面から大きく量を減らしてはいけませんし

そうすると短い毛がはねてアホ毛のように見えてしまうなどの弊害も

出てきます。

 

なので耳の真裏、すなわち内側の方からしっかりと毛量の調整をしてあげます。

 

梳きバサミである程度量をとったら後は普通のハサミで

毛流れと毛先の質感の調整をします。

 

そうすることで表面の量はあまり取らずにすみますし、

内側に出来たスペースに収まってくれるので

おろしていても見た目は何ら変わりありませんし

耳にかけたり、結んだときも横に膨らむこともありません。

 

実際にカットした例

この手法を取って実際にスタイルを作ったお客様をご紹介

させていただきます。

長さがあり、量もしっかりありそうな髪です。

この長さからボブにしたいとのことでした。

 

実際にカットし終わった時はこんな感じ

見た目にはしっかり量の残ったボブに見えますが

耳にかけてみると

内側の減らした部分に収まってくれています。

 

もっとショートのスタイルになってくると

量をしっかりとっても差し支えありませんが普段は

結んだりしていることを考えると短い毛が落ちてきて

結んでも毛が出てしまうなんてことが有ってはいけませんから

程々の量感調節になっています。

 

どうオーダーしたら伝わる?

画像を見せるのが一番イメージの共感がしやすいですが

見せた上でその写真のどこが気に入ったのかを説明するとより

わかってもらいやすいです。

 

・耳にかけても耳裏に重さがたまらないようにしたい

・見た目には量感の違いをあまり出したくない

・耳に沿うような毛流れにしたい

この3つを伝え、希望画像を見せれば殆どの美容師さんは

再現してくれるかと思います。

 

長さによっても量の減らし方が変わってくるので

短ければ短いほどしっかりと量を取り、逆に

長ければあまり取りすぎてしまうと

髪の重量でそこだけペタッとしてしまったり

短い毛がはねてしまったりするのでご注意ください。

 

美容院のオーダーはなかなかうまく伝えるのが難しいもの。

もちろんきちんと汲み取るのが美容師の役目ですが

伝え方次第でスムーズに施術が進められるので

覚えておいて損はないかと思います。

 

事前カウンセリングできちんとしたイメージの共有をしておくのも

当日失敗しづらくなる良い手ですよ。

 

下記のLINEから

友だち追加をして現在のスタイルと希望のスタイルをお送りください。

事前カウンセリングがスタートできます。

 

事前にご納得いただけるまでカウンセリングをすることで

当日の不安も少なくなりますし、すぐに施術に入れます。

 

ぜひご活用くださいね