ロング×グレー ブリーチを3回以上している髪でもブリーチは出来ます!
こんにちは。ハイトーンカラーが好きな方はブリーチの回数も明るさに伴って増えていくと思うのですが、カラーを繰り返すうちに色残りが増えしまって当初より暗くなってきたなんてことがあると思います。
ただ既に複数回ブリーチをかけており、これ以上ブリーチをかけれるか心配…でもハイトーンは楽しみたい。
今日はそんな方に向けてブログを書いていこうと思います。
この記事はこんな方にオススメ
・ブリーチを何回もしているがブリーチをしたい
・希望の色に染めるために何件か美容院に行ったが納得行かず、ダメージも気になる方
・なるべく低ダメージでブリーチをしたい方
ブリーチを3回もしたのに希望の色味にならない…
ブリーチを数回しているのにどうして希望の色味にならないのか、それは今までの施術の履歴が係る場合もありますし日頃の生活ダメージなどの理由は挙げられますが基本的に美容師の技術です。
履歴を聞いた上で出来る、出来ないを判断するべきなので施術に踏み切った時点で美容師の責任です。(伝えた履歴に間違えが無ければですが)
それと勘違いされがちなのですが、ブリーチは回数ではなくどこまで明るくするかです。
3回かけても出来ない場合もありますし、1回で出来ることだってあるのです。
↑のブログにも書いてあるのですが僕は基本的にどんな色をつくるときでもブリーチは1度しかしません。
1回で希望の色味を出すために必要な明るさに薬のコントロールをして出来ますから。
3回ブリーチをしても希望の色に出来なかったお客様を例に一緒にブリーチは回数ではない事を見てみましょう。
シルバーにしたかったそうなのですがなかなか希望通りにならず、ダメージばかりが重なってしまったお客様。
見た目はかなり明るくなっていますが、普段から髪を見る仕事をしているとムラが気になりますし明るさも足りていない部分があります。
ただ複数回ブリーチしてできたムラはかなり複雑化しているため、完全に直すことは困難です。
なので全体を少し明るく、髪の中の色素を浮かせてあげる事を目的にブリーチをしていきます。
何回もブリーチをした髪でもブリーチは出来る!
こんなに明るくなっている部分があるのに平気なの?と思う方もいらっしゃると思いますが、当たり前に大丈夫では無いです。
薬剤のコントロールをミスすれば大量の切れ毛が出てきてしまいますからね、誰にでも出来るわけではありません。
ただ絶対無理かと言われれば限度こそありますがそんなことはないんです。
実際にブリーチした後がこちら
光がが何故か少し青くなっていますが見た目に差異はないので無加工で載せさせていただきます。
全体をもう少しだけ明るく、その上で色残りを可能な限り取り除いています。
ムラは取り切れていませんが、説明済みですしここまで取れれば良いだろうというラインです。
あんなに明るくダメージが見た目からうかがえるのにブリーチが出来るのは、薬剤の知識と経験からどの程度の力加減なら大丈夫かをわかっているからです。
「美容師なら全てできるだろう」「誰にやってもらっても同じだろう」そうお考えの方が多いでしょうし、もちろん美容師なら全てできて当たり前です。
ですが昨今は1つの技術のみを行う特化型の方を始め、各美容師ごとに得意な技術がある事が多いのです。
僕の場合それがブリーチとカラーなのです。
念願のグレーのカラーに!
そして仕上がりはこんな感じ
ムラが全て修正できているわけでは無いので、無理にワントーンにせずにグラデーションで繋いでいます。
ダメージの特にひどい部分は発色が甘くなるのであえて少し濃い設定でカラー剤を作っています。
色落ちがベージュっぽくなってしまうのが嫌だったそうなのですが、紫シャンプーの使用である程度黄色みは抑えることが出来るでしょう。
ただ、念を押して言いますが基本的に当初の状態からのブリーチ施術はおすすめしません。
ブリーチ施術の経験がある程度無いと取り返しのつかない自体を招いてしまいます。
なので大事なのは初めからブリーチの得意な美容師に任せること。ただこのブログのタイトルですから、既に何度もブリーチをしてまだブリーチが出来るのか気になっている方だと思います。
出来ないとは言いませんが、あなたのためにも次の施術はカラーの得意な美容師に任せることをしてください。
あまりにひどい場合は断りますが大抵の場合は承っているので、どう探せばよいかわからない方は一度僕にご相談ください。
まとめ
様々な履歴の髪をブリーチする機会が今まで多かったので、大抵の履歴には対応できるようになってきた僕なのですが「それは流石に無理!」という事例も存在します。
例 黒染めをしたけど純白にしたい
バレイヤージュやエアタッチなどのハイライトデザインをワントーンに直してほしい
などよっぽどの無茶でない限りはお受けしておりますが、ご来店いただいてからお断りするのはお互いにとって時間や労力の無駄なので公式ラインによる事前カウンセリングを推奨しております。
現在の状態がわかるお写真とご希望のスタイルを
お送りいただいたあとに髪に残っているであろう
施術の履歴をできるだけ多く文に
起こしていただいて送っていただければ
事前カウンセリングが開始できます。
事前に状態を確認することで当日
出来ません、となってしまうこともありませんし
納得行くまでお話することで当日までの
不安と施術に入るまでの時間を
減らすことが出来ます。
ご相談だけでも大歓迎なので
ぜひご活用くださいね。
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