インナーカラーは表面を暗くしてコントラストを付けてあげるのがオススメ!
- 2021.03.28
- カラーについて
- デザインカラー.ブリーチ., ブリーチ1回, 派手髪
こんにちは、色々なパターンのインナーカラーを記事にしてきましたが
残留があっても活かせばいい!ブライトトーンの多色インナーカラー
僕の作るインナーカラーは傾向として被さる毛とインナーの明度にコントラストが
付いているパターンが多いです、完全に僕のデザインの好みなんですけど。
被さる毛はブラウンでインナーはブロンド、みたいなカラーも可愛いですし好きなのですが
どうしても色味を入れた時はコントラストを付けてインナーを際立たせたくなってしまいます。
馴染むようなインナーカラーは少し中途半端な気がしてしまってこれが良いとオーダーされた時
以外は基本的に作りません、例えば表面は暖色系のブラウンにインナーはレッドとか。
普段はブラウンで過ごしていて休日は赤いインナーを見せたい場合もあるので
その人のライフスタイルを優先はさせたいのですが…
これは完全に美容師目線のお話なんですけどインナーに色が残って表面に
色がぜんぜん残ってない変な色落ちの仕方する場合があって(アイロンなどのせいで)
それに見えちゃって可愛く見えづらい目になってしまってるんです、僕の場合。
目立たないように馴染ませたいお気持ちはわかりますがインナーというブロックが
そもそも隠しやすいし目立たないです。
そんなインナーにせっかく色を入れるならその色を際立たせてあげたいのです。
普段隠れているインナーがハーフアップなどで顕になった時その色味に目が惹かれて欲しい。
表面の毛と調和してほしくない。
そんな個人的な好みからこういったインナーカラーを勧めるのですが仕上がりを
見ていただくと「色が一層綺麗に見えます」というお言葉をいただくことが多いんです。
そしてもう一つのこだわり、それは表面をただ暗くするだけでなくほんのり色味を
インナーのデザインに合わせること。
例えばネイビーのインナーカラーを入れたとしましょう、そうしたらコントラストをつけるために
表面は暗くしたいから黒。ではつまらないので黒に近いけど青みを感じるグレーにしてみる
などの工夫です。先程のインナーカラーをおろした写真はこれ
多色なので色味の選択が難しいのですがコチラの場合はヴァイオレット感が感じられるグレーに。
日頃見えている部分は表面ですし結んだり巻いたりしてインナーが見えた時インナーとのコントラストは
付きつつ、引き立たせる色味が+されているのが最高に可愛いと思うんです。
好きこそものの上手なれとはよく言ったもので好きだなと感じたデザインに関しては
より可愛く見えるにはどうしたら良いのかなどを、試行錯誤するようになるんですよね。
美容師は技術を売る職人でありながらデザインを売る商人でもあると思っているので
突き詰めてなんぼだと思うんです。
「好きだな」と多くのデザインに感じられる心は養っていきたいなと考えています。
話がそれましたが僕個人はインナーと表面にコントラストを付けたほうが可愛いと
思っていますっていうお話でした。
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